『G1 CLIMAX 36』新潟・アオーレ長岡(2026年7月22日)
Bブロック公式戦 ○ドリラ・モロニーvs上村優也×
モロニーがNEW JAPAN CUPで敗れた雪辱を果たし、今G1で3勝目を手にした。
2勝1敗で並ぶモロニーと上村が公式戦で対戦した。7・19札幌大会で歓喜のザック・セイバーJr.越えを果たし、勢いに乗っている上村に対し、モロニーも7・18札幌大会で元盟友であるGLOBAL王者ゲイブ・キッドに勝利しており、好調をキープしている。2人は今年のNEW JAPAN CUP2回戦で対戦。上村が丸め込みで逆転勝利を挙げており、モロニーにとっては雪辱戦だった。
握手で試合はスタート。上村が技巧戦を仕掛けると、モロニーもそれに応じてせめぎ合う。アームドラッグを多用してリズムを刻んだ上村はしつこく左腕に絡みつくと、ヘッドシザースに捕まっても倒立へ。首を抜かせず、パイルドライバーの要領で突き刺したモロニーは首攻めでペースを奪い取る。
しばらく防戦一方となった上村は、反転式ダイビングボディアタックを皮切りに反撃。先読み合戦も優勢に進め、ハーフハッチから三角絞めに捕らえる。モロニーはこれを強引に抱え上げて、デスバレーボムで突き刺すと、串刺しスピアー、スパインバスター、ダイビングエルボードロップと大技を連発した。上村は最近多用している手首攻めで抵抗し、ジャーマンスープレックスで投げたものの、即座に動いたモロニーはスピアーをぶち込む。
先を読み合う打撃戦から上村は飛びつき十字固めへ。しのがれてもチョップ合戦に持ち込むと、オーバーヘッドキックで蹴りつけた。ならばとモロニーはジャンピングトラースキックを発射。ここがチャンスとドリラキラーを仕掛ける。上村は不時着して一度は切り返したものの、モロニーはホイップ式パワーボムから今度こそドリラキラーで突き刺して3カウントを奪った。
NEW JAPAN CUPではドリラキラーを決めながらも丸め込まれて涙を飲んだが、今宵はモロニーがキッチリと雪辱して3勝目。上村は白星を伸ばせず2敗目となった。
バックステージで、モロニーは「これはリベンジじゃない。3月の敗戦の償いだ。2点獲得という意味もある。しかし、これがリベンジじゃないという理由はユーヤ、もし俺がこの団体のボスで、新しいキャプテンが必要だとしたら、皆を高みに導く新しい日本のスーパーヒーローが必要だとしたら、俺はお前を選ぶだろうと思うからだ」と上村を手放しで称賛。「この団体に来たばかりのときは、お前のことが嫌いだった。お前が優れた才能を持っていたからだ」と明かしたうえで、「しかし、この団体で一番辛かったときも、俺がお前を嫌いになることはなかった。とは言え、憎かろうが、愛していようが、2点は2点だ!」と勝利を強調しつつ、上村への思いを吐露した。
一方、上村も「クソッ! モロニー! アイツの新日本にかける思い、伝わったけど、絶対どこにも行くなよ! 俺がまたお前にやり返すから。もっともっと上で俺たちの闘い、見せてやろうぜ!」と再戦を熱望し、モロニーへの思い入れをあらわにしていた。
モロニーの次戦は7・26大田区大会でのカラム・ニューマン戦、上村は7・31高松大会のウルフアロン戦となる。

