21日放送のテレビ東京『伊集院光と佐久間宣行の勝手にテレ東批評』(火曜25時30分)で、人気お笑い芸人の進行力に関する評価が語られ、制作現場における新たな可能性が指摘された。。
「MCのイメージ全然ないじゃないですか」
番組でテレビプロデューサーの佐久間宣行は、お笑い芸人みなみかわについて「荒れた場」で流れを作る力に長けていると明かし、一部の制作者の間ですでにその能力が認識されていると説明した。
発端となったのは、伊集院光が番組内で取り上げた『チャンスのチワワ』におけるみなみかわのMCぶりだった。伊集院は同番組の構成に触れながら、「『チャンスのチワワ』っていう、お綺麗、整った形のお嬢ちゃんたちがすごいいっぱいいて、ゲスト1人来てトークで回すっていう」と説明。その上で「そこをみなみかわ君が今、MCやってるんだけど」「抜群にMCが上手い」と高評価。
これに、佐久間も即座に同意。「もちろん、みなみかわ君はできるんですよ、全部」とコメント。伊集院はさらに、「このお嬢ちゃんたちのトークを立てながら、ゲストにも玉振ってっていう、完璧なMCができる」と具体的な技術面に踏み込んで評価した。一方で「だけど、やっぱりみなみかわ君ってMCのイメージ全然ないじゃないですか」と、一般的なイメージとのギャップにも言及していた。
“非MC型”からの転換点となるか
佐久間は、みなみかわの立ち位置について、現在のバラエティ界で見られる“非MC型からの台頭”という文脈で分析した。「今はもしかすると、ニューヨークとかみたいに、『どの現場もなんか屋敷いると面白くなるなぁ』みたいな、今だったら山添君とか」と例を挙げ、「要は、MCやってないんだけど、どんな人もうまくイジるなぁ、みたいな」と説明。こうしたタイプの芸人が結果的にMCへとシフトしていく流れがあるとした。
その流れで、「ってことは、MCできるんじゃない?で、屋敷とか山添とかがやり始める」と続け、「多分、みなみかわ君もそうなんですよ」と指摘した。さらに核心として、「喧嘩とか、言い合いとかをしてる企画の中に『みなみかわ君だけなんかちゃんと流れ作ってんな』とかに気づく制作者が、時々、『みなみかわ君に任せよう』とか。っていうか、荒れた場を任せようって。多分これ、荒れた場を任せようだと思います」と語り、特定の局面で信頼される存在になりつつある現状を明かしていた。

