お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、22日放送のテレビ東京『あちこちオードリー』(火曜24時30分)に出演。M-1グランプリ王者に「お前は芸能界に向いてない」と言い切り、スタジオの空気を一瞬ザワつかせる場面があった。
若林が見抜いた「毒がない」赤木の課題
ゲストはM-1グランプリ2025王者・たくろう(赤木裕・きむらバンド)。赤木はこれまで「真面目なツッコミ」として知られていて、M-1でも丁寧で理路整然とした言葉選びが評価されていたという。
しかしバラエティの現場では、その真面目さが裏目に出る場面が多く、「笑いよりも正しさを優先してしまう」姿がたびたび浮き彫りになっていたと紹介されていた。若林は赤木の発言の端々から「毒がない」「自分を守りにいってしまう」傾向を感じ取り、芸能界全体の空気感を踏まえて問題点を炙り出していた。
番組内では、若林が赤木に対し「自分でブレーキを踏みすぎてる」と指摘する場面も。「もっと失敗していい」「間違えても、そこから笑いにできるようになるべきだ」と説いていた。
赤木「いや、でも炎上したくないというか…」
これに赤木は「いや、でも炎上したくないというか…」と慎重な姿勢を見せ、「つい安全なゾーンにとどまってしまう」と内心を打ち明けていた。若林は「炎上を避けるのは大事だけど、そのために全部無味無臭になったら、テレビでは誰の記憶にも残らない」と返し、スタジオの共演者もうなずいていた。
さらに若林は、芸人としての「キャラクター」の重要性を語り、「たくろうとしての色がもっと濃く出ないと、M-1王者としてもったいない」と赤木に本音でぶつかっていた。
芸人仲間としての距離感を保ちつつも、今後のキャリアを案じる先輩の視点から「このままのスタンスでは、MCに気に入られにくい」「使いづらいと思われてしまう」とテレビ業界のリアルを伝えていた。赤木はその言葉を真剣に受け止め、「イヤなことを言われているわけじゃないのは分かる」としながら、「でも性格的に一気に変えるのは難しい」と葛藤も口に。
トークの中で、若林は「お前は芸能界に向いてない」とあらためて言いつつ、「今のままの意識でいたら、って意味ね」と補足し、赤木に自覚と変化を促す意図がにじんでいた。

