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「僕らの頃は…」渡嘉敷勝男氏&竹原慎二氏が感じる現代日本ボクシングの大きな変化「レベルが違いすぎる」

「僕らの頃は…」渡嘉敷勝男氏&竹原慎二氏が感じる現代日本ボクシングの大きな変化「レベルが違いすぎる」

7月23日、プロボクシング興行『Prime Video Boxing 16』のメインカードが発表された。9月27日にTOYOTA ARENA TOKYO(トヨタアリーナ)で、WBC世界バンタム級王者の井上拓真(大橋)に同級1位の那須川天心(帝拳)が挑戦する。

 注目の一戦の決定が伝えられた会見では、豪華なゲストが登場。渡嘉敷勝男氏、竹原慎二氏、畑山隆則氏という、いずれも元世界王者のレジェンドたちがトークセッションを展開した。

 3人のレジェンドは、井上が3-0の中差判定で那須川を下した25年11月の第1戦では互いに持ち味を十分に出し切れなかった点や、2戦目はよりハイレベルな戦いになるという予想で一致。また自分たちの現役時代と現代ボクシングの違いについても、話が及んだ。

 1980年代に世界タイトルを獲得した渡嘉敷氏や、90年代に戴冠した竹原氏や畑山氏の時代は、ボクシングが現在ほど普及していなかった。いわゆる“不良上がり”の選手も少なくなかったという。渡嘉敷氏と畑山氏は高校中退後、竹原氏は中学卒業後にプロボクシングのジムで競技を始めた。
  現在はキッズボクシングが普及しており、井上は幼稚園から開始。那須川はプロボクシングへの転向は24歳だったが、幼少期から空手に取り組んできた。また5月に東京ドームで行なわれた興行でメインを張った井上の実兄・尚弥(大橋)と中谷潤人(M.T)も、小学生の頃にスタートさせている。

 時代の変化はレジェンドたちも実感しているようで、竹原氏は「僕らの頃は、本当に小学生からやっているボクサーはいなかったですよね」と振り返る。渡嘉敷氏も「俺たちは大体、不良上がりが多かった。今、本当にみんな5、6歳からやっているからね。レベルが違いすぎるよな」と、同調する。

 また渡嘉敷氏が「選手もレベルが上がっているし、指導者もレベルが上がっている」といえば、竹原氏は「ジムに入ってパンチの打ち方は教えてもらいましたけど、避け方は教えてもらったことがなかったです」と、自身の現役時代を振り返った。

 日本ボクシング界は、関係者の尽力によって着実に進化している。

取材・文●野口一郎(THE DIGEST編集部)

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配信元: THE DIGEST

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