トロント・ブルージェイズの右腕シェーン・ビーバーは現地7月23日、本拠地ロジャース・センターで行なわれたタンパベイ・レイズ戦(○3対1)に先発登板。7回1失点の好投で、今季2勝目を挙げた。
ビーバーは、初回、2回と相手打線を三者凡退に抑える。1対0で迎えた3回に1番ヤンディ・ディアズにタイムリーを浴びて1点を失ったが、4回以降は立ち直った。
ストレートの平均は140キロ台だったものの、チェンジアップやスライダー、シンカーなど多彩な変化球を駆使し、レイズの打者を翻弄していく。4回2死から7回までは10者連続アウトに抑え、86球を投げて3安打無四球。役割を見事に果たし、現地18日のシカゴ・ホワイトソックス戦(○1対0、6回無失点)に続く2連勝となった。
2020年のサイ・ヤング賞投手の好投に、MLB公式サイト『MLB.com』がスポットを当てた。「6月に負傷者リストから復帰した当初は出遅れたものの、ビーバーは本来の調子を取り戻しつつあるようだ」とし、「素晴らしい投球だった。強力な打線、特に上位打線に対して痛打を許さなかった」というジョン・シュナイダー監督のコメントを紹介した。
同メディアは「ビーバーが奪った21個のアウトのうち、13個はゴロによるものだった。かつてア・リーグのサイ・ヤング賞を受賞したこの右腕は、ストライクゾーンの際どいコースを突き、レイズの打者に強打を許さなかった」と、卓越したコントロールを称賛する。
また「ビーバーは、今シーズンの大半で見せていたよりも少し感情を露わにする場面があった。彼自身、それはマウンドに上がる際に適切なレベルの闘争心を見つけられている証拠だと語っている」と、メンタル面での充実ぶりも伝えた。
連敗を4で止めた25年ア・リーグ王者は依然、47勝56敗と苦戦が続いている。2年連続のプレーオフ進出に向け、ビーバーが貢献できるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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