7月26日の土用丑の日を目前に控えた7月23日から、期間限定メニュー「鰻丼と夏野菜の天盛りセット」(2079円)を販売しているのは、天丼専門店「天丼 はま田」だ。多くの飲食チェーンがうなぎメニューを投入しているが、天ぷらと一緒に味わえる贅沢な一品の味わいや、いかに。
「天丼 はま田」はとんかつ・カツ丼「かつや」の系列店で、店舗数こそまだ少ないものの、上質な天ぷらを手頃な価格で食べられると話題になっている。
落ち着いた音楽が流れる店内は広々としていて清潔感があり、オープンキッチンではひとつひとつ食材に衣付けして揚げていく様子を見ることができる。丁寧な仕事をしていることがうかがえるのだ。
注文からおよそ10分程度で着丼。夏野菜の天盛りは「海老」「なす」「万願寺とうがらし」「焼トウモロコシ」というラインナップだ。鰻丼は天盛りとセットで約2000円という価格から、量が少なめなんじゃないかと思っていたが、ちゃんと半身ほどのものが盛り付けられており、身がふっくらとして食べ応えがありそう。
まずは鰻丼から食してみる。身はふわっと柔らかく、淡白ながらも旨味がしっかりと詰まっていて、焼き上げられた皮目はパリッと香ばしい。そこに濃いめの甘辛なタレが絡んで、非常にご飯が進む味わいだ。

タレは米にもたっぷりとかけられているので、味がボケることなく最後の最後まで鰻丼を堪能することができる。華やかで爽やかな実山椒もいいアクセントになっており、これはチェーン店レベルを超えていると言っても過言ではないクオリティーだった。
海老は衣ばかりが分厚いなんてことはなく…
目の前で揚げたてが提供された天盛りはというと、焼トウモロコシに醤油の香ばしさと強い甘みが感じられ、万願寺とうがらしはみずみずしくさっぱりとした口当たり。なすはジューシーかつ旨味たっぷりで、海老は衣ばかりが分厚いなんてこともなく、大ぶりで身がしまったプリップリな食感がたまらない。
どれも衣がサクッと軽いので、モタれるようなしつこさは皆無。天つゆに大根おろしと生姜を入れたものに漬けてもいいが、卓上の塩をかけてもスッキリといただくことができる。噂通り、天ぷらも半端なくハイクオリティーだ。

正直に言って、このレベルの鰻丼と天盛りがセットになって2000円ちょっとというのは、かなり破格な値段だと思う。ぜひ、皆さんにも味わってもらいたいが…。もっと店舗が増えることを願うばかりだ。
(小林洋三)

