ロサンゼルス・ドジャースのカイル・タッカーに厳しい視線が向けられている。昨オフに4年2億4000万ドル(約380億円=当時)の大型契約でワールドシリーズ連覇チームに加入したものの、ここまで96試合の出場で打率.236、OPS.689(出塁率.329、長打率.360)、7本塁打、48打点でwRC+(加重得点創出値、リーグ平均は100)は「94」。期待と年俸に見合った活躍はできていない。
さらに米誌『Sports Illustrated』は、タッカーの今季における損失額は6000万ドルに留まらず、贅沢税分も含めて1億1970万ドル(約196億円)を支払っていると指摘。この額は開幕時のMLB下位11球団の総年俸より高い。リーグ平均以下の選手に対して、これだけの額を支払うという、まさに“贅沢”な支出となってしまっている。
この数字を紹介したドジャース専門メディア『Dodgers Way』は、球団が保有するトップ有望株の上位4選手が外野手である点に注目。ホスエ・デポーラ、マイク・シロタ、ザイア・ホープは2027年シーズンのMLB昇格が見込まれているとし、タッカーに対して次のように厳しい見方を示した。
「もしタッカーの苦戦が続けば、彼は野球界で最も高価な代打要員になるかもしれない。だが、それでも(他の球団で起こりうるような)最悪の事態ではないだろう」
ドジャースであればタッカーの不振による損失はカバーできるとはいえ、そのマイナスの大きさは想像以上。今季後半戦からの復活に期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
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