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1年半ぶりのポテトで「怒り」が消えた整備士の話【カンバ通信:第493回】

1年半ぶりのポテトで「怒り」が消えた整備士の話【カンバ通信:第493回】

ジャンボ〜! ケニアのナイロビでタクシー運転手をしているケニア人(カンバ族)のチャオスだよ。

今日は、いつも僕の車を修理してくれている整備士さんの話をしようと思う。

この日、車の点検と整備をお願いした相手は、アセンボという名前の整備士さんだった。

【写真】すっかりご満悦なアンセボだったのだった

修理をしている途中、突然アセンボが僕にこう言ったんだ。

「チャオス、ポテトを買ってくれないか?」

僕は「どうして僕が買うの?」と聞き返した。

するとアセンボは、「もう1年半くらいポテトを食べていないんだ」と言う。

僕は不思議だった。

ケニアには安くポテトを売っている店がたくさんある。どうしてそんなに長い間食べていないのか聞いてみた。

するとアセンボは少し笑いながら、

「本当はポテトがあまり好きじゃないんだ。食べると、すぐ怒りっぽくなる気がする。でも毎日やっている仕事はすごく重労働だから、今日はなんだか食べたくなった」

と話してくれた。

それなら一緒に食べようと思い、近くのお店へ行くことにした。

ガレージのすぐ近くには「Big Bhajia」という店があって、そこでポテトを買った。

値段は100ケニアシリング(約115円)。

できたてのポテトはとてもいい香りだったので、僕はアセンボを車の中に呼んで、一緒に食べることにした。

ところが食べ始めると、アセンボが突然、

「全部くれ!」

と言い出した。

「まあまあ、ゆっくり食べなよ」

と僕は笑いながら言ったけれど、アセンボは本当にうれしそうな顔で夢中になって食べていた。

1年半ぶりのポテトは、それだけおいしかったんだろうね。

見ている僕までうれしくなったよ。

それでは、また次回!

クワヘリ!

執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

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