『G1 CLIMAX 36』EBARA WAVE ARENAおおた(大田区総合体育館)(2026年7月25日)
Aブロック公式戦 ○SANADAvsジェイク・リー×
SANADAが2年ぶりの対決で雪辱。ジェイクをリングアウトに葬り、G1・2勝目を挙げた。
1勝2敗のSANADAと2勝1敗のジェイクは全日本時代、先輩後輩の間柄だった。2024年のG1公式戦で対決し、ジェイクが勝利しており、2年ぶりの一騎打ちが実現することになった。
SANADAはこの日も金ピカコスチュームで登場。対するジェイクはピエロの仮面を脱ぐとペイントなしで4戦目に臨んだ。ジェイクがクリーンブレークから一礼すると、SANADAの低空ドロップキックも一礼とともに回避。それでもSANADAは低空ドロップキックで左ヒザを射抜き、フェンス攻撃に出たが、ジェイクはコスチュームのベルトでSANADAの古傷である右腕をフェンスに縛りつけ、FBSで蹴りつけた。
リングに戻るとジェイクは長身を活かしてのショルダーアームブリーカーで腕攻めを続け、サッカーボールキックで蹴り飛ばす。SANADAも低空ドロップキックでやり返し、ドロップキック、プランチャの波状攻撃で巻き返しに出る。パラダイスロックはジェイクが変型羽根折り固めで切り返し、SANADAがロープに逃れても高角度バックドロップで追い討ちをかけた。
SANADAもFBSを回避し、ネックスクリューで逆襲。ドラゴンスリーパーで絞め上げ、ラウンディングボディプレスが不発に終わっても、低空ドロップキックをお見舞い。ジェイクがヒザ蹴りで応戦しても、ハイキックをかいくぐって後頭部へのシャイニングウィザードを発射。正面からのシャイニングはジェイクがキャッチしてアンクルホールドで絞め上げる。右腕にヒザ蹴りをぶち込み、後藤を仕留めたフロントネックロックで捕らえた。
SANADAの動きが止まったが、何とかロープに脱出。ジェイクが再びFBSを狙ってもカウンターの低空ドロップキックで迎え撃つ。すかさずシャイニングウィザードを放ち、ラウンディングボディプレスを投下。ジェイクがギリギリで返しても、デッドフォールを狙った。が、阻止したジェイクはハイキックで逆襲。チョークスラム、デッドフォールを読み合うと、ジェイクがD4Cで突き刺した。
SANADAはたまらず場外に転落。追いかけたジェイクはエプロンへのフェースバスターを敢行し、ランニングローキックを繰り出したが、不発に終わらせたSANADAはネックスクリューでエプロンから場外に落とすと、ベルトを利してのパラダイスロックでジェイクをフェンスに縛りつけてリングアウト勝ちを決めた。
SANADAが2年前の借りを返して2勝目。2敗目を喫したジェイクはアダとなったベルトを手に「やっちまったあ!」と叫び、頭を抱えた。バックステージでも「こいつのせいだよな? 私がいつものようにやればよかったんだ。こいつを使わなきゃよかったって話なんだよ」と後悔したものの、「今日はいい。だって、まだ2敗なんだも〜ん!」と即座に気持ちを切り替えていた。次戦は7・29吹田大会。SANADAは大岩戦、ジェイクはオレッグ戦をそれぞれ控える。
※SANADAはノーコメント
【試合後のジェイク】
▼ジェイク「(※コスチュームのベルトを手にしながら)こいつのせいなんだよ、ホントによぉ! (※カメラマンに対し)こいつのせいだよな? 私がいつものようにやればよかったんだ。こいつを使わなきゃよかったって話なんだよ。けど、使っちまった。なぜかわかるか?」
――なんでですか?
▼ジェイク「質問を質問で返すんじゃない! バカタレが! ああ……けど、あまり私は闘ったことがないから、なんともなんだけど……私の中でのSANADAって、まだあれが完成形じゃない。SANADAだって戻ってきて……いや、SANAやんだって戻ってきて、まだ間もないじゃないか。彼だって何度も何度も地獄のバカンスを経由してここに戻ってきた人間だ。だから今日はいいや……今日はいい。だって、まだ2敗なんだも〜ん! 2敗。こういう時もあるさっていう感じで。ただ次は、次は私が(※パラダイスロックのジェスチャーをしながら)決めてやるさ」

