『G1 CLIMAX 36』EBARA WAVE ARENAおおた(大田区総合体育館)(2026年7月25日)
Aブロック公式戦 ○Yuto-Ice vs大岩陵平×
Iceが首攻めに耐えて逆転の2勝目。4ヵ月ぶりの再戦で大岩に雪辱を遂げた。
2勝1敗の大岩に対し、G1初出場となったIceは1勝2敗と黒星先行。IWGPタッグ王座を巡って激闘を展開した両者が3・8尼崎大会のNEW JAPAN CUP1回戦(大岩が勝利)以来のシングル対決を迎えた。
試合前から大岩が詰め寄ってにらみ合うと、Iceはゴング前に殴りかかり、ヒザ蹴り、エルボー、フロントハイキックと打撃で先制する。場外に出た大岩が挑発すると、Iceも呼応し、花道でのエルボー合戦で火花。Iceが張り手を見舞うと、大岩は客席になだれ込んでエルボーを連発。イスへのDDTを敢行し、Iceがテーピングを施した首をフェンスに引っかけて絞め上げた。
悲鳴を上げながらもリングに戻ったIceは大岩が低空ドロップキックで首を狙い撃ちしても、カウンターのミドルキック、コーナーに追い込んでのヒザ蹴り連打、串刺しランニングニーと猛反撃。Ice HIGHは大岩がキャッチしてエルボーをお見舞い。DDT、エルボースタンプ連打、後頭部へのショートレンジラリアットと首攻めを展開したが、Iceもケサ斬りチョップを振り下ろして譲らず。Ice HIGHで蹴り飛ばした。
Iceが左右の張り手連打、ミドルキックと打撃で攻め立てると、意地で立ち上がった大岩はエルボー合戦で渡り合い、ローリングエルボーを連発していく。Iceもミドルキックで応戦したが、大岩はヘッドバットで徹底抗戦。頭突き連打を浴びせ、Iceのポーズを真似てからショートレンジラリアットを叩き込む。首筋にエルボースタンプを連打してからキャメルクラッチ式ドラゴンスリーパーで絞め上げた。
Iceも何とかロープに脱出。ならばと大岩はIceの上に乗っかって後頭部にエルボーを乱れ打つ。テーピングを引っぺがすと、テンザンスープレックスを連発。ショートレンジラリアットでねじ伏せる。THE GRIPはIceがエルボーで迎撃し、顔面蹴りで逆襲。Cruellaを狙って突っ込んだものの、大岩はスリーパーで捕獲し、ショートレンジラリアットを前後から連発していく。THE GRIPをガードされても右のラリアットを叩き込んだ。
それでもIceはダルマ式ジャーマンを食い止め、カウンターのヒザ蹴りを顔面にぶち込んだ。Cruella狙いは大岩が阻止し、串刺しTHE GRIPをお見舞い。すかさず正調・THE GRIPを狙ったものの、Iceはハイキックで迎撃。間髪入れずCruellaを発射して逆転の3カウントを奪った。
Iceが4ヵ月ぶり再戦で大岩に雪辱を遂げ、2勝目をマーク。「俺はよ、1試合1試合をどこでも自分をさらけ出すだけだ、オイ。後先なんか考えてもよ、つまんねえだろ」と言い切ったIceは「もっとお互いに対する憎悪とかを高めていこうぜ、オイ。そっちのほうがカネになるしよ、俺は強くなれると思うんだ」と大岩に投げかけた。
「俺が火元なんだよ。俺に絡めばよ、カネになるんだ。文句は言わせねえぞ」と言い切ったIceの次戦は7・29吹田大会。IWGP王者・辻とのUnbound Co.対決を控え、「俺自身はよ、光り輝くことができない。対戦相手の一番カネになる部分を引き出して、そいつの光の反射でよ、そいつよりも光輝く。それが俺、Iceだ。月の光、利用させてもらうわ」と予告した。
【Iceの話】「どうや? オイ。よく言われるんだ。『Yuto-IceはこのG1もつのか?』とかよ。どうだっていいんだよ。俺はよ、1試合1試合をどこでも自分をさらけ出すだけだ、オイ。後先なんか考えてもよ、つまんねえだろ? だって人生1回しかねえんだぞ、オイ。まあよ、大岩、お互いよ、大っ嫌い同士か? これからよ、もっとお互いをよ、なんだ……お互いに対する憎悪とかを高めていこうぜ、オイ。そっちのほうがカネになるしよ、俺は強くなれると思うんだ。俺はラッキーなんだよ、周りに恵まれてるからな、オイ。絶対に負けたくないライバルのOSKAR、ファレ道場の恩人ドン・ファレ、(※左腕を指しながら)宿敵・HEAT STORM(上村優也)、闘いがハイブラ化したHENAREもおるしな、オイ。なんならよ、(7・18)札幌から怪物化したろ、オレッグが。そしてよ、嫉妬できる対象のTAKESHITAもおる。そして大っ嫌いな大岩、お前もな、オイ。俺が火元なんだよ。俺に絡めばよ、カネになるんだ。文句は言わせねえぞ、オイ。まあよ、今度G1、次は辻陽太やな、オイ! お前のことはよ、大好きやし一緒にキャバクラとかも行く仲やけどよ……まあよ、どう来るんだ? お前。俺はよ、Iceだ。俺自身はよ、光り輝くことができない。対戦相手の一番カネになる部分を引き出して、そいつの光の反射でよ、そいつよりも光輝く。それが俺、Iceだ。月の光、利用させてもらうわ。お前らはよ、何も考えなくていい。ただ感じろ! LET'S GET HIGH! BIG UP!」
【大岩の話】「Yuto-Ice……これでシングル1勝1敗だな、オイ。シングル1勝1敗だけど、タッグじゃずっと負けてんだよ。俺はあいつからずっと遅れを取ってるんだよ。だから今日このG1で、この大田区でしっかり今日、俺がギブアップ取らなきゃいけなかった……。場外に誘ったのも俺の作戦のうちだし。ただ、相手の土俵に乗ったら、それは相手も強いわけで。ああだこうだ言っていても仕方ねえ。今日、宿敵に……大っ嫌いな敵にスリーカウント取られたんだ。結果はただそれだけだ。まだG1始まって……まだまだ始まったばかりだけど、今2勝2敗。もうこっからホントに負けられない。天山さんの引退に花を添えるのは、この俺だ。あとYuto-Ice、インタビュー見たけどよ、お前、何も俺のことわかってねえな。だから大岩とYuto……だから水と油だ。お前は一生、俺のことなんかわかんなくていいよ。俺は俺のやり方でいつか必ずシングルでもタッグでも叩き潰してやる。クソ……」

