お尻を野良犬にガブリと噛まれて、女子アスリートが「え~ん」と泣いた。そのお尻が、アテネ五輪(2004年)女子マラソン金メダリストのものだったとしたら…。
YouTubeチャンネル「東海テレビ陸上部」で野口みずきが明かしたのは、現役時代の強化合宿で赴いた中国での出来事だった。
「(中国・昆明の陸上)競技場の真ん前にトイレがあったので、1周するとトイレの臭いがふーんとかすかにするような感じで。鍛えられましたね、いろいろと。その競技場のすぐ横にバイクのモトクロスができそうなクロスカントリーがあって、だだっ広いところで、野良犬がけっこう出た。本当に怖かったですね」
この競技場周辺の野良犬からは被害を受けなかったというのだが、
「そこから飛行機で30分くらいの麗江(リージャン)で走った時に、シーズーみたいな犬にお尻を噛まれたことがありました。走ってる時についてきて、『わ~ん!』って。足を守らないといけないと頭が働いて、屈んだんですよ。そうしたら、お尻をタイツを通してガブっといかれて、『わ~ん!』って小学生みたいな感じで泣きながら。青くちょんちょんって、吸血鬼に嚙まれたみたいな、その程度だった」
観光客を追いかける事例と狂犬病・感染症リスク
確かに小柄なシーズー犬であれば、噛まれたとしても大ケガにはつながらなそうな…。あとからやって来た通訳、運転手、陸上の恩師・広瀬永和氏からは、
「大丈夫や、こんなんもん。噛まれたうちに入らへんわ」
と一蹴されたそうだ。
昆明(標高約1900メートル)や麗江(標高約2400メートル)は、野口が五輪前に強化合宿として、高地トレーニングを行っていた場所。その麗江には、野良犬や放し飼いの犬が多く見られるエリアがある。中には観光客を追いかける事例もあり、狂犬病や感染症のリスクがあるため、注意が必要である。
のちの金メダリストが大事に至らず、なによりであった。
(所ひで/ユーチューブライター)

