間もなく開幕する男子テニスのATP500シリーズ「ムバダラDCオープン」(7月27日~8月2日/アメリカ・ワシントンDC/ハードコート)は25日に公式インスタグラム(@mubadaladcopen)を更新し、元世界ランキング4位の錦織圭(現719位)と、20歳の期待の新鋭ラーナー・ティエン(アメリカ/同16位)によるヒッティング練習の動画を公開した。
動画では錦織がキレのある動きを見せながらティエンと激しく打ち合い、サービス、リターン、フォアハンド、バックハンドとあらゆるショットを鋭く打つ姿が収められている。最後はティエンと笑顔で握手を交わし、コンディションの良さを感じさせる内容だ。ティエンは現在、錦織の元コーチであるマイケル・チャン氏(アメリカ/54歳)に指導を受けており、そうした縁から今回のヒッティングが実現したとみられる。
5月1日に今季限りでの現役引退を発表した36歳の錦織は、4月末の「サバンナ・チャレンジャー」(アメリカ/クレーコート/CH75)以降は大会に出場しておらず、本戦ワイルドカード(主催者推薦/WC)で参戦する今大会が約3カ月ぶりの復帰戦となる。錦織のDCオープン出場は5年ぶり9度目で、2015年には優勝を飾り、14年と18年はベスト8、17年と19年はベスト4と、好成績を残してきた舞台だ。
日本時間26日には今大会本戦のドローが発表され、錦織は1回戦で中国出身の21歳シャン・ジュンチェン(元47位/現270位)と対戦することが決まった。両者は過去3度対戦しており、錦織の2勝1敗。なお、シャンも今年2月の「ドバイ選手権」(ハード/ATP500)を最後にケガで戦線を離れていたため、今回の錦織戦が約5カ月ぶりの実戦となる。
現時点で錦織が他に出場するのは、同じく本戦WCを獲得した日本開催の「木下グループジャパンオープンテニスチャンピオンシップス2026」(9月30日~10月6日/東京・有明/ハードコート/ATP500)のみ。引退に向けてカウントダウンが始まっている36歳が、思い出のワシントンでどんな戦いを見せてくれるのか注目したい。
文●中村光佑
【動画】DCオープンがSNSで公開した錦織とティエンの練習シーン
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