
「結果だけが評価される世界」59歳カズはなぜゴールを奪えたのか。Jリーグ通算123発の40歳FWが徹底解剖
「カズさん、59歳でのゴール。本当に驚異的です。ピッチに立てば年齢は関係ない。結果だけが評価される世界で、59歳でゴールという結果を残したことは本当にすごいことだと思います。現役選手として、そして同じFWとして本当に刺激を受けました」
Xでそう綴ったのは、Jリーグ通算123ゴールを誇る都倉賢だ。
59歳の三浦知良は7月25日、J3の福島ユナイテッドFCの一員として、いわき古河FC戦(7-0、天皇杯の福島県代表決定戦)に先発。すると、4-0で迎えた52分だった。右サイドを完全に崩した永長鷹虎のラストパスに対し、絶妙なタイミングで走り込んで合わせ、ゴールを奪ってみせた。
40歳の都倉は現在、関西リーグ1部のIKOMA FC奈良でプレー。自身も大ベテランだが、上には上がいる。スーパーレジェンドから刺激を受け、学びを得たようだ。
「FWの動きとして、このゴールそのものの凄さに目がいきました。『ゴールを決めるには、まずゴールを決められる場所にいなければならない』折り返しが来ることを予測し、一番ゴールが生まれやすいスペースへ誰よりも早く反応する。(最初からシュートしたスペースにいると、相手DFにマークされたり、コースを消されたりする)
そして、トップスピードでゴール前へ入りながらも、インサイドでしっかり足の面を作り、ボールをふかすことなく枠へ流し込む。一見シンプルなゴールですが、このプレーには予測・準備・技術のすべてが詰まっています。だからこそ、59歳という年齢だけでは片付けられない価値がある」
都倉は「長年積み重ねてきた技術と習慣が、あの一瞬のゴールにつながったのだと思います」と締め括った。誰よりも長いキャリアを送るカズ。唯一無二の経験値に裏打ちされた見事なゴールだった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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