これまで出演した映画・ドラマは700本以上という、名バイプレーヤーの津田寛治。今年公開された映画「津田寛治には撮休はない」では、多忙を極める自分自身を演じた。そんな津田が明かしたのは「ガチすぎて怖い俳優」だった。
福井県出身で映画監督を志し、その足掛かりとして俳優になるために上京したという津田。劇団のレッスン費を稼ぐためにテレビ朝日でセットを作るアルバイトをしていたことや、北野武監督の「ソナチネ」で映画デビューを果たしたきっかけなどを、7月25日放送の「痛快!明石家電視台」(MBSテレビ)で語っている。
「最近は主役もいいなと思うようになった。脇役をたくさんやる時はあまり感情移入せずに、技術で芝居をやってしまう。長い尺でもしっかり技術じゃないところで自分の気持ちを入れ込んでやるのを、増やしていかなきゃいけない」
そう話す津田に、MCの明石家さんまは、野球に喩えてこう言った。
「ミートだけではダメなんですね。フルスイングしなきゃということでしょ」
その上での質問は、
「みんなが言うのは、柳楽(優弥)君か。ケンカのシーンは怖いって言うて。すごい怖いんでしょ、ケンカのシーン」
「あのさ、腹に雑誌とか入れといてくれよ」「わかりました」
これに津田はなんと答えたか。
「僕もそれは映画館で見たんですけど。共演してないんですよね。だからちょっと、なんとも言えないですけれども。でもケンカで怖いって言ったら、やっぱ寺島進さんとか。僕、まだ駆け出しの頃、寺島さんにボコボコにされる役があって。『津田さん、あのさ、腹に雑誌とか入れといてくれよ。俺、手加減できねえから』って言って。で、『わかりました』って雑誌とか入れてて、いざやると、いきなり頭ガーン蹴られて。雑誌入れてた意味ねーじゃん、とか思って」
これを聞いたさんまは、
「『お前、頭に雑誌入れてないのか』言うて?」
と笑っていたが、ケンカのシーンがガチすぎるとは、アウトロー俳優・寺島のイメージ通りといえそうだ。
(鈴木十朗)

