最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
「プロを選ばないのはもったいない」尚志のU-17日本代表MF星宗介が変えた進路への覚悟。思い入れある相手との対決で誓った飛躍【総体】

「プロを選ばないのはもったいない」尚志のU-17日本代表MF星宗介が変えた進路への覚悟。思い入れある相手との対決で誓った飛躍【総体】


[総体2回戦]矢板中央 2-1 尚志/7月26日/Jヴィレッジスタジアム(ローン)

 U-17日本代表の一員として今年4月のU-17アジアカップに参加した尚志のMF星宗介(3年)にとって、インターハイの2回戦で対戦した矢板中央は思い入れのあるチームだった。

 中学時代は矢板中央の下部組織である矢板SCでプレーし、5歳上の兄・景虎(ガイナーレ鳥取)も高校時代を過ごしたチームであるため身近な存在だった。ただ、高校に進学する際に県外でのプレーを望み、選んだのは2歳上の慶次郎(東海大)がプレーしていた尚志で、お世話になったチームと公式戦で対戦する日を待ち望んでいたという。

「矢板SCで育ち、U-17日本代表にも入った選手と初めて全国大会で当たることができた。勝っても負けても成長した姿を見ることができて良かった」

 試合後、そう口にしたように楽しみにしていたのは敵将である矢板中央の高橋健二監督も同じ。星は勝手を知る相手に対し、序盤から持ち味を発揮する。

 ベスト4まで進んだ選手権で見せたブレークのきっかけとなったボールハントの上手さ、強さは今年に入って国際舞台を経験してからさらに上がっている。

「これまではずっと無理矢理、相手を追いかけていたのですが、予測して取るほうが良い。海外の選手と対戦し、フィジカル能力が高い選手が多いなか、どう楽に奪えるかを経験できたのが今のプレーに繋がっている」

 そう明かす星はこの矢板中央戦でも上手く並走した相手の体勢をよく見てからボールを奪い切る場面が多かった。
 
 守備面で他との違いを見せつつ、攻撃面でも貢献し、チームを勝たせられる選手へと成長するのが今年意識しているポイントで、3列目で奪ってから大きな展開を入れてゲームの流れを作る場面が見られた。

 タイミングを見てゴール前に顔を出すシーンも見られたが、打ったシュートは前後半ともに1本ずつのみ。試合後は「ゴール前に関わるシーンが多かったのに、シュートまで行けていない。それとミドルシュートもない。やらないと何も起きないので、全くダメだと感じました。自分のプレーは反省しかない。もっと成長しないといけない」と唇を噛んだ。

 日本一を目ざしていただけに負けた悔しさは強いが、最後まで尚志らしく攻撃的なサッカーを続けることができたのは収穫と言えるだろう。

「お世話になったチーム、尚志に来て良かったと言えるゲームができました」

 新チームが立ち上がったばかりの頃は、「高卒プロは生半可な気持ちではいけない」と口にし、2人の兄と同じく大学進学を第一に考えていたが、Jクラブの練習参加を経験したことで考えは変わった。

「進路は迷っていたけど、プロの練習に参加ができるのは奇跡と言えるぐらいで数少ない人しか経験できない。そういう選択があるのに、選ばないのは本当にもったいない。何より、支えてくれた家族のためにもプロで活躍して恩返ししたい」

 Jクラブでの練習参加ではパススピードを含めた基礎の差を痛感し、日頃の練習での意識が大きく変わった。8月には海外クラブへの練習参加にも行く予定で、卒業後にどんな選択をするのか注目が集まるが、「チームのためを考えたい」と何度も口にするように代表を含めた全ての経験を尚志の勝利に繋げたいと考えている。

 冬の選手権に代表活動、Jや海外クラブでの練習参加、そしてインターハイで味わった悔しさなど、すべての経験を力に変え、尚志を日本一に導くつもりだ。

取材・文●森田将義

【記事】上田綺世、佐野海舟に続け! 4年後のW杯も狙える有望株を見逃すな! 今夏のインターハイで飛躍が待たれる注目選手11選!

【画像】広瀬すず・ガッキー・永野芽郁・川口春奈! 初代から最新21代目の池端杏慈まで「選手権・歴代応援マネージャー」を一挙公開!

【画像】美女がずらり!! 上田綺世、谷口彰悟、長友佑都、柴崎岳…新旧日本代表を支える“女優&モデル妻たち”を一挙紹介!
配信元: SOCCER DIGEST Web

あなたにおすすめ