
W杯自宅観戦のイタリアみたいになるぞ――英79歳レジェンドが警鐘「プレミアはイングランド人選手起用のルールを設けるべき」
北中米ワールドカップが終わった今、ドイツ代表はユルゲン・クロップを新監督に据え、フランス代表はジネディーヌ・ジダンの就任が決定的になるなど、各国が次のサイクルを迎えている。
一方で、イングランド代表はトーマス・トゥヘル監督が続投する。ただ、ジョゼップ・グアルディオラへの関心が報じられている状況だ。
アイルランド紙『The Irish Sun』によれば、イングランド出身でウェストハムやトッテナムの監督を務めたハリー・レドナップが、人気銘柄の名将に言及。「誰もがペップをサッカー界の魔法の杖のような存在だと思っている。彼は紛れもなく戦術の天才だ」と伝えた上で、次のような見解を示した。
「ペップをイングランド代表に連れて来るだけで、トロフィー獲得が保証されるわけじゃない。クラブレベルでは、ペップは常に巨額の資金を自由に使える。中盤もこなせるサイドバックが必要なら、7000万ポンドの選手を買えばいい。代表サッカーには、そんな小切手帳はない。移籍市場もない。自国が輩出した選手でやりくりするしかない」
御年79歳のレッドナップはまた、「イタリアは我々にとってまさに警鐘だ。大国がワールドカップ出場を逃し続けるなんて、全くの狂気だ。犯罪的な話だ。注意を怠れば、我々もまさに同じ災難へと夢遊病者のようにまっしぐらに進んでしまうだろう」と指摘。他山の石として、警戒心を強めた。
「イタリアでは地元の若手選手の供給源が枯渇しており、ここでも同じことが起こり始めている。私がウェストハムにいた頃、マイケル・キャリック、ジョー・コール、リオ・ファーディナンド、フランク・ランパード、グレン・ジョンソン、ジャーメイン・デフォーといった選手たちが次々と台頭してくる、確かな育成システムがあった」
母国の行く末を危惧するレジェンドは「プレミアリーグのクラブが、一定数のイングランド人選手を起用しなければならないルールを設けるべきだ」「イタリアのように、自宅のソファでワールドカップを観戦するような事態になる前に、ユース育成の体制を整える必要がある」などとも訴えた。
非常に強い危機感を覚えているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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