3年前に話題をさらった大ヒットドラマの神通力は健在だった。7月26日に放送初回を迎えたTBS系日曜劇場「VIVANT」の平均世帯視聴率が18.8%、個人視聴率は12.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったのだ。
前回は2023年9月クールに放送されたが、TBS関係者が言うには、
「前作の最終回の平均視聴率は19.6%。それを3年経っても初回から近い数字を出せたのは大きい。主演の堺雅人を中心に、キャストが1カ月ほど前からバラエティー番組などに相次いで出演し、必死に事前の番組宣伝に協力していたおかげでもあるでしょう」
今回もドラマ放送1時間前にわざわざ生特番を組んで丸々、宣伝に使っていた。
「社を挙げてドラマを当てにいっているのがよくわかる現象です」(テレビ誌記者)
夜10時台・11時台の番組にどこまで効果が及ぶか
一方で気になるのは、民放局連ドラの平均視聴率が18%を超えたのが、前作以来ということだ。テレビ誌記者が続ける。
「3年前と比較して、視聴環境は激変しています。地上波テレビに加えてNetflix、TVerなど多くのプラットフォームでドラマを視聴できるようになりました。外資系プラットフォームでも視聴できるので、海外での人気が今回、さらに高まることが期待されます」
一方で、地上波テレビの視聴率は右肩下がり。
「TBSとすれば『VIVANT』を機に日曜日の視聴率を上げていきたい。特に夜10時台、11時台は系列のMBS制作の番組が並んでいるのですが、数字的に厳しいことが多い。『VIVANT』効果がどこまで波及するかですね」(前出・TBS関係者)
異例の2クール、まで年末まで続く「VIVANT」が、TBSにとっての起爆剤になるか。

