今オフ、ロサンゼルス・レイカーズを退団し完全FA(フリーエージェント)となったレブロン・ジェームズの新天地候補のひとつとして、ゴールデンステイト・ウォリアーズが挙がっていた。
2024年のパリ五輪のように、“キング”とステフィン・カリーの共闘が実現すれば大きな話題になることは必至だったが、現地時間7月24日(日本時間25日)にフィラデルフィア・セブンティシクサーズ移籍を決断したことで、夢のタッグは叶わなかった。
25日、『The Athletic』の取材に応じたカリーは、ウォリアーズではなくシクサーズを選んだレブロンの決断について、冷静にこう話した。
「だからこそ、実際に起こるまでは何も予想しちゃいけないんだ。不確定要素がたくさんあるからね」
残念ながらレブロンを取り逃がした上、昨季中盤~後半にジミー・バトラー三世、モーゼス・ムーディーと主力が立て続けに大ケガを負い、来季の開幕に間に合わないこともあり、今後のウォリアーズの見通しは決して明るくない。
そんなチームの現状について、カリーは苦悩を吐露した。
「この状況下では誰にとっても厳しいね。特に僕たちがチーム一丸となるなか、ジミーとモーゼスがケガをした時点で、あらゆる計算が根本から変わってしまうということを理解しなければならない。彼らの不在をどう乗り越え、一定のレベルを維持するのか。そして、それが今シーズンにどう影響するのか。その点については現実的に考えているよ」
今夏のウォリアーズは、ベテランビッグマンのクリスタプス・ポルジンギスやアル・ホーフォードと再契約を締結。一方で、目立った新戦力はドラフト1巡目11位で指名したヤクセル・レンデボーグくらいで、若手のクインテン・ポストはメンフィス・グリズリーズに流出するなど、戦力の上積みはほぼゼロ。
「可能な限り最高のチームを作るための、あらゆる独創的なアイデアには期待しているよ」とカリーは語ったが、ここからレブロンのような、チーム状況を大きく好転させるスターを獲得することは難しいだろう。
来季、カリー&ウォリアーズは厳しい戦いを強いられそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
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