
世界中で圧倒的な人気と支持を受け続けるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)。プレゼンテーションにまず登場したのはマーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギ。「今日の発表は映画にフォーカスする」と宣言すると、今年公開を迎える『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』(7月31日公開)、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』(12月18日公開)のキャスト陣が登壇。追加情報も発表された。さらに、ファイギは事前の取材で「コミコンに行くのには理由がある。サプライズを見せるためだ」と力強く語っていた通り、2つの新作映画の製作をサプライズ発表した。

1本目の作品は『ゴーストライダー(原題)』。2028年全米公開となる本作は、愛する人を救うため悪魔と契約したことで、人間と悪魔が合体して生まれた怪人“ゴーストライダー”へと変身をとげるジョニー・ブレイズの物語を描くアクション超大作。ゴーストライダーは、1972年のコミック初登場以来、半世紀以上にわたり世界中のファンを魅了してきた、マーベルを代表するダークヒーロー。主人公であるゴーストライダー役を演じるのは『ラ・ラ・ランド』(16)や『プロジェクト・ヘイル・メアリー』(26)で知られるライアン・ゴズリング。そして監督を務めるのは『デッドプール&ウルヴァリン』(24)を手掛けたショーン・レヴィだ。2人は2027年5月に全米公開が予定されている『スター・ウォーズ/スターファイター』でも監督、主演のコンビを組んでいて、世界的注目を集めている。そんな2人が満を持してMCU作品でもタッグを組むこととなった。数年前からゴーストライダー役を演じることを熱望していたゴズリングは、大熱狂に包まれているファンたちを前に「知っての通り、ゴーストライダーは僕が長い間『演じたい!』と願い続けてきたキャラクターなんです。もしこの作品が実現するなら、監督はショーン・レヴィしかいないと思って声をかけました!」と喜びの想いを告白。そんなゴズリングが絶大な信頼を置く監督のレヴィも「ライアンは、去年『スター・ウォーズ/スターファイター』の撮影を一緒にしているときに、ゴーストライダーというキャラクターに対するビジョンを熱く語り始めたんです。二人で構想を練り続けた結果、最後に僕がライアンに『兄弟、一緒に走ろうぜ!』って言ったんです。2028年に劇場で会いましょう!」と、製作決定の瞬間の裏話を披露した。

続いて製作が発表されたのは「ブラックパンサー」シリーズ待望の第3弾『ブラックパンサー3(原題)』。2028年12月15日(金)より全米公開されることが発表された本作は、秘境にありながら圧倒的なテクノロジーを誇る超文明国ワカンダから生まれた漆黒のスーツを身にまとい戦うブラックパンサーの活躍を描く。監督は『ブラックパンサー』(18)、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(22)でも監督を務め『罪人たち』(25)ではその年のアカデミー賞最多ノミネートに輝いたライアン・クーグラーが続投。そして『エイリアン:ロムルス』(24)、『ロングウォーク』(25)などに出演する新鋭デヴィッド・ジョンソンが新たなブラックパンサー役を務めることも発表された。故チャドウィック・ボーズマン演じる“初代”ブラックパンサーことティ・チャラの息子が成長を遂げ、新世代のブラックパンサーとして躍動する。デヴィッドは「この偉大なファミリー、そしてレガシー(遺産)の一部になれることは、僕の人生において最大の光栄です。ライアンが描くこの物語は、過去への敬意と未来への希望に満ちています。全身全霊でこの役に挑みます」と語った。ステージには、クーグラーとジョンソンに加え、“二代目”ブラックパンサーでありティ・チャラの妹シュリ役のレティーシャ・ライトと、ワカンダの戦士エムバク役のウィンストン・デュークも登場し、新たなブラックパンサーの門出を盛大に盛り上げた。
話題作目白押しのMCUのラインナップに加わった注目の2作品。今後の続報も要チェックだ!
文/サンクレイオ翼
