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adieu(上白石萌歌)が語る“音楽活動”と“俳優業”「全然違うようで一緒で…」新曲は自身の“大切にしたいもの”を胸に歌唱

adieu(上白石萌歌)が語る“音楽活動”と“俳優業”「全然違うようで一緒で…」新曲は自身の“大切にしたいもの”を胸に歌唱

adieu(上白石萌歌)
adieu(上白石萌歌) / 撮影=永田正雄

4月より放送されているアニメ「本好きの下剋上 領主の養女」(毎週土曜昼5:30-6:00ほか、読売テレビ・日本テレビ系ほか/Prime Video、dアニメストア、TVer、ytv MyDo!ほか、各種配信サービスにて配信中)。7月11日放送の第十三章より第2クールに突入した同作の新たなエンディングテーマがadieu(上白石萌歌)の歌う「Wanna me」だ。WEBザテレビジョンでは、adieuにインタビューを実施。楽曲やアニメへの思い、そして自身の活動についても語ってもらった。

「本好きの下剋上 領主の養女」は、香月美夜氏の人気小説をアニメ化した作品の新シリーズ。本を愛する女子大生が、書物が希少な世界へ少女・マインとして転生。「本がなければ作ればいい」と奮闘する中、自身の強大な魔力を狙う陰謀に巻き込まれる。家族や仲間を守るため、彼女は素性を隠して領主の養女“ローゼマイン”として生きる道を選び、新たな運命を駆け抜ける。

■「見た方の心を包んでくれる」エンディングテーマを歌う喜び

――本作のオファーを受けたときのお気持ちは?

長く、たくさんの方に愛されている作品なので、adieuとして音楽に携わらせていただくことができるのは本当に嬉しかったです。

アニメのエンディングテーマは、そのお話を見た方の心を包んでくれるような感覚があると思っています。「Wanna me」でも、その回ごとに視聴者の方が感じたことをadieuなりに包み込めたらいいなと思います。

――「本好きの下剋上」の印象や魅力についてもお聞かせください。

異世界転生作品というと冒険や戦いのイメージが強かったため、一人の少女が「本が好き」という気持ちで一から本を作り出す設定が新鮮でした。さらに、その思いが街全体や人の思想まで変えていったりするような壮大さがあります。

「これが好き」と思えている時は心がすごく幸せですし、その気持ちは美しく、何よりも人の原動力になりますよね。私自身も本が好きなので、ローゼマインの気持ちはよく分かりました。

本に限らず、今は“推し活”などで、皆さんそれぞれ好きなものがあると思うのですが、ポジティブな「好き」から生まれるものの大切さを、改めて思い出させてくれた作品です。

■“大好きなもの”があるからこそ揺らがずに立っていられる

――「Wanna me」の作詞・作曲はシンガーソングライターの柴田聡子さんです。音源を最初に聴いた印象はいかがでしたか。

柴田さんとは、ご一緒させていただくのがこれで4作目となりますが「あ、こういうスケール感の曲も書いてくださるんだ」というのが一番の印象でした。

今までの曲は、日常を生きる中での自分の半径から近いもの、人の仕草や心の機微といったものを書かれているイメージが強かったんです。

私は曲と向き合うときに「これは自分自身のこと」「これは自分の隣にいる人のこと」といったように想像するのですが、この曲は今までのどの曲とも“違った場所”で歌っているように感じました。

すごく遠いところから自分を見つめているような、地球や星、月といった、自分が立っている所からとても引いた視点で主人公が語っているような。そういった壮大さを、自分なりに歌の中で表現できたらいいなと思いました。

――物語と曲がリンクする部分も感じられましたか。

はい。「Wanna me」という言葉には「私は私でありたい」「未来の自分はこうでありたい」など、色々な気持ちが内包されていると考えています。

この曲は、自分が信じているものや好きなもの、大切にしたいもののためにどんなことができるのか…そういった全てをふくめた“自分自身を信じる気持ち”を表現していると思います。

「自分がローゼマインのように大切にしたいものは何だろう」と考えたり、改めて自分の好きなものを思い出したりしました。

私は幼い頃から音楽が大好きなのですが、その純粋な気持ちがあることで揺らがずに立っていられる気がします。そんな気持ちを表現できればと思いながら歌わせていただきました。


■アーティスト・adieuと俳優・上白石萌歌は「全然違うようで一緒であり…」

――「本好きの下剋上 領主の養女」では、下町の少女“マイン”が、領主の養女“ローゼマイン”と名を変えて生きていきます。アーティスト“adieu”、俳優“上白石萌歌”という2つのお名前で活動されていますが、ご自身の中で切り替えなどはありますか?

全然違うようで一緒であり、でもやっぱり全然違う、という不思議な感覚ですね。

お芝居は自分にない要素を手繰り寄せることが多い一方、歌はどちらかというと自分の中にある要素を取り出す感覚に近い気がします。

人には色々な一面があると思うのですが、歌うときは「こういう自分もいる」というのを曲にあわせて取り出して歌の中に立たせるような気持ちです。楽曲を提供してくださる方の音楽性やキャラクターによって、その曲の中でどういうふうに立って、どういう景色を見るかというのは異なります。

だから、ライブで色々な曲を歌うと“心が忙しい”ですね(笑)。「この曲はこうで、この曲はこうなる」ということを曲ごとに切り替える必要があり、それが歌うことの面白さでもあります。

――最後に、adieuさんや「本好きの下剋上」のファンの方に向けて注目ポイントを教えてください。

作品の世界に寄り添うことができたらいいな、と思いながら歌わせていただきました。

歌詞を追って「あ、こういうところに“本好き”の要素を感じる」と照らし合わせていただくことも面白いと思うので、多くの方に聴いていただけると嬉しいです。

■adieu ニューシングル「Wanna me」7月29日(水)CDリリース

表題曲「Wanna me」は、シンガーソングライターの柴田聡子氏が作詞・作曲を手掛け、長年adieuの音世界を支えてきたYaffle氏が編曲を担当。カップリングには、adieuの代表曲として愛され続けている「よるのあと」のストリングスアレンジバージョン「よるのあと -another night in chamber-」を収録。また、7月11日(土)より「Wanna me (TV edit)」を、22日(水)よりフルバージョンの「Wanna me」を各音楽配信サイトで配信。




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