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アマ49戦全勝9冠の18歳、プロ2戦目は世界戦の前座も「会場の大きさは気にしていない」大橋秀行会長は練習の充実ぶりと育成計画を明かす「世界的な選手になってほしい」

アマ49戦全勝9冠の18歳、プロ2戦目は世界戦の前座も「会場の大きさは気にしていない」大橋秀行会長は練習の充実ぶりと育成計画を明かす「世界的な選手になってほしい」

“ザ・キング”のプロ2戦目が決まった。

 7月28日、プロボクシングの藤木勇我(大橋)が9月2日に横浜BUNTAIで行なわれる『NTTドコモ presents Lemino BOXING』で、フィリピンスーパー・フェザー級12位のジュフェル・サリナ(フィリピン)と対戦することが発表された。

 同興業では、メインでWBA世界ライトフライ級1位の吉良大弥(志成)と同級2位のカルロス・カニサレス(ベネズエラ)、セミファイナルではWBA世界ミニマム級2位の石井武志(大橋)と同級3位のウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)が、ともに世界王座決定戦が組まれている。

 プロ2戦目にして世界戦の前座試合に出場する藤木は、興国高時代に高校6冠を達成。さらにアジアジュニア選手権、U19世界選手権、全日本選手権も制した。“アマ9冠”で、通算成績は驚異の49戦全勝(33RSC)だ。

 将来のスーパースター候補に、同門の大先輩である世界4団体スーパーバンタム級王者の井上尚弥に“モンスター”の異名をつけた大橋秀行会長は“ザ・キング”というニックネームを授けた。

 そんな18歳は、今年6月のプロデビュー戦で圧巻のパフォーマンスを披露した。タイスーパー・フェザー級王者ウィル・ミカム(タイ)を、試合開始直後から圧倒。的確なブロックで相手の攻撃をしっかりと防ぐと、強烈な左右のパンチを当てていく。2回に連打でTKOを呼び込む圧勝だった。
  それでも28日に記者会見に臨んだ藤木は、初戦を「まだまだ自分の納得いく内容ではありません」と振り返り、「ここからがスタートだと思うので、練習も集中してできていますし、2戦目に皆さんに良いパフォーマンスを見せたいので、応援よろしくお願いします」と呼びかけた。

 現在はアマからプロへの適応を最優先に取り組んでいる藤木は、強心臓振りも披露した。会見後の囲み取材で報道陣から世界戦と同じリングに立つ心境を問われると、「アマチュアで海外で試合をしているので、場慣れというか、今は自分がプロの感覚が一番求めているものなので、会場の大きさとかは、別に気にしていないです」と言い切った。

“ザ・キング”の充実ぶりを、大橋ジムの大橋秀行会長も語った。練習では、地域王者クラスのボクサーと長いラウンドのスパーリングしていると明かし、「内容が素晴らしいので。どんどん早く試合をさせたいです。それぐらい練習では素晴らしい動きをしています」と、短いスパンでマッチメイクする意向だという。

 そして「“何戦目に世界チャンピオン”とかではなく、基本や足元をしっかり作って、将来的に世界的な選手になってほしいと思っています」と、特大の期待を寄せた。

 試合を重ねながら、“ザ・キング”は真の王者を目指す。

取材・文●野口一郎(THE DIGEST編集部)

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配信元: THE DIGEST

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