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シナー、ジョコビッチら欠場で大打撃のカナダ・マスターズ。過密日程の問題解決へATPと協議<SMASH>

シナー、ジョコビッチら欠場で大打撃のカナダ・マスターズ。過密日程の問題解決へATPと協議<SMASH>

8月2日に開幕する男子テニスのマスターズ1000大会「ナショナルバンク・オープン」(カナダ・モントリオール)を前に、世界ランク1位のヤニック・シナー(イタリア)と、四大大会通算24勝を誇るノバク・ジョコビッチ(セルビア/5位)の欠場が発表された。これを受け、大会主催者は男子プロテニス協会(ATP)と協議を進めていることを明らかにした。

 今年の「ウインブルドン」を制したシナーは、健康面を最優先して今大会の欠場を決断。これにより、昨年10月から続いていたマスターズ1000での6大会連続優勝にも一区切りがつくことになった。

 シナーは大会を通じて、「チームとあらゆる要素を慎重に検討した結果、モントリオール大会を欠場するという難しい決断を下しました」「これほど重要な大会を欠場するのは決して容易なことではありませんが、私の健康を最優先にするためにはこれが正しい決断だと考えています。出場できないことは残念ですが、将来またモントリオールに戻れることを楽しみにしています」とコメントしている。

 一方のジョコビッチは、ウインブルドン準々決勝で左ふくらはぎを痛めていたものの、今回の欠場についてコメントは出していない。そのため、この負傷が欠場の直接的な理由であるかは現時点では明らかになっていない。

 両者は昨年のトロント大会(開催地は隔年で交替)も欠場しており、2年連続でカナダでのマスターズ参戦を見送ることになった。これについて、モントリオール大会のディレクターを務めるバレリー・テトロー氏は声明で次のように語っている。
 「ヤニックとノバクが今年のモントリオール大会に出場しないことを、大変残念に思っています。とりわけ、2人とも昨年のトロント大会に続いての欠場となるだけに、なおさらです。

 もちろん、私たちは彼らの決断を尊重していますし、このような過密日程の中では、選手の健康が何よりも優先されるべきだということも理解しています。しかし一方で、ここ数年、こうした直前での欠場が相次いでいることは、テニス界全体が向き合うべき課題を浮き彫りにしているとも考えています。マスターズ1000はツアーを代表する大会であり、ファンが世界最高峰の選手たちのプレーを期待するのは当然のことです」

 そして、「この問題について十分な議論が行なわれるよう、私たちはすでにATPと協議を進めています」と明かし、近年相次ぐトップ選手の欠場について、ツアー全体として議論すべき課題との認識を示した。

 近年はトップ選手がマスターズを欠場するケースが珍しくなくなり、過密日程の見直しを求める声も上がっている。シナーとジョコビッチは休養期間を確保した上で、8月13日開幕の「シンシナティ・オープン」(アメリカ/マスターズ1000)から北米ハードコートシーズンに臨むとみられるが、2人の欠場を受け、ツアースケジュールのあり方を巡る議論は今後さらに高まりそうだ。

構成●スマッシュ編集部

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配信元: THE DIGEST

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