北欧・フィンランドが産んだ異才、ハンナ・ベルイホルム監督の最新作、映画『ナイトボーン -夜哭-』。このたび本作の本予告映像が公開された。
本作に登場するのは、子供を望む新婚夫婦サーガとジョン。理想の子育てを夢見る彼らは、サーガの故郷であるフィンランドの森深い田舎町へと移り住む。北欧神話の気配が今なお息づく、神秘的な森に抱かれながら結ばれた二人は、やがて待望の子供を授かる。愛する夫と我が子との幸せな暮らし──サーガは、その未来を信じて疑わなかった。あの産声を聞くまでは‥‥。「この子は、“何かがおかしい”」生まれた我が子に拭いきれない違和感を覚えるサーガ。不安は次第に恐怖へと姿を変え、やがて狂気へと暴走していく。そしてサーガが辿り着く、恐るべき真実とは‥‥。
監督は、『ハッチング-孵化-』で、美しくもおぞましい世界観と独創的なストーリーテリングで世界的注目を集めたハンナ・ベルイホルム。再び静謐な自然と神秘性を背景に、理想の家族という幸福の内側に潜む恐怖と、人間の深層心理をえぐり出す。母親サーガを鬼気迫る怪演で体現したのは、『コンパートメントNo.6』のセイディ・ハーラ。その夫ジョンを、『ハリー・ポッター』シリーズのルパート・グリントが演じる。
第76回ベルリン国際映画祭コンペティション部門でワールドプレミア上映された本作は、「何一つとして型にはまらない予測不能な展開」「『ローズマリーの赤ちゃん』の再来」と観客・批評家共に鮮烈な衝撃を与え会場を騒然とさせた。
そして先日、日本時間7月26日にはカナダ・モントリオールで開催された北米最大級のジャンル映画祭“ファンタジア国際映画祭”にて、最優秀作品賞であるシュバル・ノワール賞を受賞、更には最優秀演技賞にセイディ・ハーラが輝き、W受賞の快挙となった。
本映画祭の審査委員チームは「一瞬たりとも目を離せない緊張感が全編を貫き、ラストに待ち受ける感情は、ほろ苦くも美しい。微笑みを浮かべながら、胸の奥に深い切なさが残る。観終えたあとも長く心に留まり続けるだろう。」と本作を高く評価した。
このたび公開された本予告映像は、フィンランドの神秘的な森に囲まれた新居で、新たな生活を始めるサーガとジョンの幸せな日々から始まる。「ここで母親になりたい」と微笑むサーガ。やがて二人は待望の我が子を授かるが‥‥その幸せは一変! 授乳中に異様な力で乳首を噛まれ、腕には不可解な噛み跡が残る。「あの子は普通じゃない」と訴えるサーガだが、周囲は「赤ちゃんって母親にとってエイリアンなの」「彼女は疲れているだけ」と、その言葉を育児疲れによる思い込みとして受け止めようとする。
しかし、我が子への違和感は、やがて彼女自身をも蝕む得体の知れない恐怖へと変わっていく。赤ん坊ながらに異常な力、毛深い背中、肉をむさぼる姿、そして家の中へと侵食していく森‥‥。次々と映し出される異様な光景とともに、夫婦の日常は崩壊していく。そして母の恐怖はいよいよ限界を越え、狂気にも似た絶叫を響かせるサーガ! 映像のラストでは、「あの子の正体がわかった」という意味深なセリフとともに、不気味な余韻を残して幕を閉じる。果たして、生まれてきた我が子の正体とは何なのか‥‥? 劇場で確かめたい。
映画『ナイトボーン -夜哭-』は、2026年8月28日(金)より全国順次公開。
作品情報
映画『ナイトボーン -夜哭-』
子供を望む新婚夫婦サーガとジョンは、理想の子育てを夢見て、サーガの故郷であるフィンランドの森深い田舎町へと移り住む。北欧神話の気配が今なお息づく、神秘的な森に抱かれながら結ばれた二人は、やがて待望の子供を授かる。愛する夫と我が子との幸せな暮らし──サーガは、その未来を信じて疑わなかった。あの産声を聞くまでは。「この子は、“何かがおかしい”」生まれた我が子に拭いきれない違和感を覚えるサーガ。不安は次第に恐怖へと姿を変え、やがて狂気へと暴走していく。そしてサーガが辿り着く、恐るべき真実とは‥‥。
監督:ハンナ・ベルイホルム
出演:セイディ・ハーラ、ルパート・グリント
配給:NOROSHI、ギャガ
© 2025 Elokuvayh/ö Komee4a Oy, Filmai LT, Bluelight, Getaway
2026年8月28日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
公式サイト nightborn_NOROSHI
