Photo:sirabee編集部27日放送のラジオ『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)に、タレントの伊集院光が出演。腰痛を理由にテレビ番組出演を一時見合わせると明かした前週の放送がネットニュース化されたことを受け、各社の見出しの違いについて語った。
■信頼性を見る基準伊集院は、ネットニュースについて「本当か嘘か分からないようなこといっぱい出てくるじゃないですか」と前置きしつつ、その信頼性を判断する基準について言及。「唯一信頼のベースっていうのは、自分の知っていることをどう書いてるかっていうことだと思うんですよ」と、自身が事実関係を把握している話題の報じられ方から、媒体の姿勢が見えると話した。
そのうえで、先週の放送を受けた記事の見出しを比較。産経スポーツは「腰痛が限界に」と伝え、スポニチも「腰がもう限界」と報じ、オリコンニュースも「腰が限界です」という要素を見出しに入れていたと紹介した。いずれも、伊集院が番組出演を一時見合わせる理由として腰痛に触れていたことを踏まえた見出しだったという。
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■日刊スポーツ見出しに疑問一方で、伊集院がとくに違和感を示したのが日刊スポーツの見出しだった。「日刊スポーツ。伊集院光『限界です』自身出演テレビ番組巡り『ご退席させていただく』理由も説明」と読み上げたうえで、「腰の要素一切入っていないっていう」と指摘。
伊集院は、記事本文については「中はそれなりにちゃんとした僕の言ったままなんだろう。正確なって言える文章になってると思うんですけども」と一定の理解を示しながらも、見出しだけを見ると印象が変わると説明。「いろんなテレビ番組を自ら降りている人と一緒くたのニュースに思わせる」と、腰痛という具体的な理由を抜くことで、別のニュアンスが生まれてしまうのではないかと語った。
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■「どうするんですか」さらに伊集院は、「まさかの天下の朝日新聞社の系列だけが、腰の要素を抜いて書くっていうことを、皆さんはどう思われますか」と疑問を投げかける。ネットニュース化の早さにも触れ、「これをすぐにネットニュースにしてるっていうことは、今僕が言っていることも聞いているわけです」と、今回の発言もまた記事になる可能性を見越していた。
そのうえで伊集院は、「自分たちの新聞社、スポーツ新聞社のネットニュースだけが腰という要素を完璧に抜いて『もう限界です』と書いていたというこの事実に関して、さあ、自身の冠番組で私言及しましたけれども、これをどうするんですかっていうね」と発言。記事本文が大きく間違っていなくても、見出しの切り取り方ひとつで受け手の印象が変わることへの不信感をにじませていた。
■執筆者プロフィール
びやじま。フリーライター/エディター。月100時間、30番組を聴く深夜ラジオのヘビーリスナーで、2016年からSirabeeに参画。現在はラジオを中心にした芸能エンタメを中心に月40本程度を執筆中。
(文/Sirabee 編集部・びやじま)