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可視光と赤外線で異なる姿をみせる地球と月 待機中の火星探査機が撮影

可視光と赤外線で異なる姿をみせる地球と月 待機中の火星探査機が撮影

エスカペイドが可視光でとらえた地球と月
エスカペイドが熱赤外線でとらえた地球と月

これらの画像に映っているのは、NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査機エスカペイド(ESCAPADE)がとらえた地球(左)と月(右)です。1枚目は可視光、2枚目は熱赤外線で撮影されました。撮影時、エスカペイドは地球から58万4600km、月から18万6100kmの距離にありました。月に近いため、実際の比率よりも月の方が大きめに見えています。

可視光画像を見ると、太陽光が地球と月のごく一部にしか当たっていないことがわかります。それぞれ表面の8%しか太陽光に照らされていません。一方、熱赤外線画像では、可視光画像では暗く見える地球の陰の領域も、大気と表面の熱によって明るく見えています。大気や海のない月面では、太陽光の当たっていない領域はマイナス173℃という極低温に保たれているため暗くなっています。

2026年11月に地球を出発し、2027年9月に火星へ到着予定

エスカペイドは主に、太陽風がどのように影響して火星の大気が失われているかなどを調べるための探査機です。2025年11月に打ち上げられましたが、現在は地球から約150万km離れた第2ラグランジュ点(L2点)を周回しながら待機しており、2026年11月に地球の重力を利用して火星へ向かいます。火星には2027年9月に到着する予定です。エスカペイドは2機1組の探査機で、冒頭の画像はそのうちの1機から、2026年7月3日に撮影されました。

(参考記事)「地球と月」関連記事(画像)一覧

Image Credit: NASA/UCB-SSL/NAU-Radiant/Lucint

(参照)NASA

配信元: アストロピクス

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