ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸は、今季ここまで11勝6敗で防御率2.72、WHIP0.90をマーク。ナ・リーグ西地区で2位のアリゾナ・ダイヤモンドバックスに11.5ゲーム差をつけて首位に立っているチームのエースとして君臨している。
抜群の制球力や伸びのある速球、多彩な変化球を武器にメジャーの打者を翻弄している山本の決め球のひとつが、150キロ前後のスプリットだ。
バッターの手前で鋭く落ちるこの球種は、なぜ攻略が難しいのか。7月27日にTBS系列で放送された『S☆1』に出演した元MLB戦士の岩村明憲氏が、見解を述べた。
同氏はその理由を「途中までストレートに見える軌道だからです」と断言。「ピッチトンネルと言われている、リリースポイントから離れたところから真ん中くらいのところで、バッターは判断します。自分のなかで、どこに来たらストライクだというジャッジをしていくなかで、1回浮き上がらず、そのままの角度で落ちてきます」と解説する。
現役時代は強打者だった岩村氏は、「バッターからすればおそらく、途中まで4シームに見えている部分はあると思うんですよね。だから、振りに行ってしまうと思います」と見立てた。
難攻不落な球種で、山本は今後もメジャーのバッターを打ち取っていくのだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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