
「マジですごいわ」すでに10年前…FIFA会長の“正体”を見抜いていた英レジェンドに称賛の嵐「みんなが気付くずっと前だよ」「先見の明があった」
まさに世界のサッカーシーンを激震させるニュースが飛び込んできた。
英紙『The Times』がスクープしたのは、FIFA(国際サッカー連盟)による大胆な収益向上計画だ。すっぱ抜かれた書簡によると、FIFAは大会運営会社「FIFA Forward Enterprise(FFE)」を設立し、男子・女子のワールドカップやクラブワールドカップを実質的に管理。過半数の株式を保有する一方で、20~30%を民間投資家へ売却する。FIFA加盟211協会には、約2000万ドル(約33億円)相当の持ち分が割り当てられ、保有することも売却することも可能だという。まさにワールドカップを“売却”するがごときアプローチだ。
ジャンニ・インファンティーノ会長の任期は2031年まであるが、退任後はその新会社のトップに就任する見通しだという。当然、世界中から猛批判の火の手が上がった。UEFA(欧州サッカー連盟)やFA(イングランドサッカー協会)、CONCACAF(北中米・カリブ海サッカー連盟)などが相次いで遺憾とする声明を発表。サッカーファンの間でも反発の声がやまず、SNSでは大々的なバッシングが鳴りやまない。
そんななか、英紙『The Sun』が「10年前、彼はすでにインファンティーノへ疑念を抱いていた」と銘打った記事を掲載し、元イングランド代表FWで英公共放送『BBC』で司会・コメンテイターを務めるガリー・リネカー氏の名を上げた。
リネカー氏は2016年2月、インファンティーノ氏がFIFA会長選で初めて当選した際にツイッター(現在のX)に皮肉を込めたコメントを投稿したという。「ジャンニ・インファンティーノが最後にマスクを脱いだら、中からゼップ・ブラッターが現れるような、そんな妙な予感がしている」と記していたのだ。ブラッター氏はインファンティーノ氏の前任で、巨額の汚職事件によってFIFA倫理委員会から活動停止を言い渡され、最終的に辞任に追い込まれた人物である。
『The Sun』紙は英国ファンのコメントを紹介。「あなたの予想は完全に的中だった」「ガリー・リネカーがすべて正しかったんだ」「マジですごいわ」「完全に見抜いていたね」「みんなが気付くずっと前から、リネカーは最前線で警鐘を鳴らしていた」「10年前にインファンティーノを批判していたなんて、本当に先見の明があった」と称賛されている。
リネカー氏は今回の計画を報じる『BBC』の記事をリポストし、嘔吐する絵文字を添えながら「もう何が起きても驚かないよ」と、これまた皮肉たっぷりに呟いている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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