現地7月28日、イタリア代表の新監督がロベルト・マンチーニに決定した。2018年7月1日から23年8月13日の期間にイタリア代表を率い、21年に行なわれたEURO2020を制した実績を持つ指揮官が再登板となった。
二度目の代表監督就任が決まったことを受け、イタリア各メディアはメンバーを予想。伊紙『Corriere dello Sport』は「システムは4-3-3か4-2-3-1になるだろう。その時に選ぶメンバー次第だ」として、DFラインから話を進めていった。
「右SBのマルコ・パレストラ(トッテナム)、左SBのフェデリコ・ディ・マルコ(インテル)やリッカルド・カラフィオーリ(アーセナル)の推進力を活かす4バックがほぼ確実。CBはジャンルカ・マンチーニ(ローマ)とアレッサンドロ・バストーニ(インテル)が一番手になるだろう。控え候補はフェデリコ・ガッティ(ユベントス)とマッテオ・ガッビア(ミラン)。ジョバンニ・レオーニ(リバプール)は1年の故障離脱から復帰したばかりで、ピエトロ・コムッツォ(フィオレンティーナ)とともに様子を見ることになる」
中盤については、「柱になるのはニコロ・バレッラ(インテル)とサンドロ・トナーリ(トッテナム)だ。マヌエル・ロカテッリ(ユベントス)も頼れる選手で、トンマーゾ・バルダンツィ(ジェノア)がサプライズ候補。もはやジョルジーニョ(フラメンゴ)やマルコ・ヴェッラッティ(アル・ドゥハイル)は存在しない。よりチャンスがあるのがニコロ・ファジョーリ(フィオレンティーナ)で、ニコロ・ロベッラ(ラツィオ)、サムエレ・リッチ(ミラン)はセリエAで自身の価値を示さなければならない」と、数々の選手名を挙げた。
前線のくだりでは、まず優勝したEURO2020を回顧。「あの時はロレンツォ・インシーニェ(サンプドリア)、フェデリコ・キエーザ(リバプール)、ドメニコ・ベラルディ(サッスオーロ)、フェデリコ・ベルナルデスキ(ボローニャ)といったウイングを頼りにすることができたが、キエーザ以外は今後、アッズーリに復帰することはないだろう。前監督のジェンナーロ・ガットゥーゾが試みたキエーザの代表復帰は、マンチーニも同様に声をかけ続けるはずだ」と、EURO2020で活躍したキエーザの復帰を予想している。
ほかのウイング陣については、「マッテオ・ポリターノ(ナポリ)、マッティア・ザッカーニ(ラツィオ)、リッカルド・オルソリーニ(ボローニャ)は代表レベルとは言い難く、若手ではU-21代表のルカ・コレオショ(パリFC)が頭角を現わしつつあるが、マンチーニが代表デビューさせた22歳のウィルフリード・ニョント(リーズ)の復帰は定かではない。ニコロ・ザニオーロ(ウディネーゼ)はCFに転向しており、サイドプレーヤーの適任者はそう多くない」と戦力を見積もっている。
さらに「マンチーニ監督は、マッテオ・カンチェッリエーリ(ラツィオ)を注視し続けている」と24歳のウイングを注目選手に挙げ、「かつてはモイゼ・ケーン(フィオレンティーナ)、ジャコモ・ラスパドーリ(アタランタ)も左ウイングで起用してきた」とも記載。CFの人選はケーンも含め、フランチェスコ・ピオ・エスポージト(インテル)、マテオ・レテギ(アル・カーディシーヤ)といった常連選手を挙げている。
同紙はGKに言及しなかったが、それは主将ジャンルイジ・ドンナルンマ(マンチェスター・シティ)が不動の存在だからだろう。
第二次マンチーニ政権の初陣は、9月25日に行なわれるUEFAネーションズリーグのグループステージのベルギー戦(ホーム)だ。続けて9月28日にトルコ戦(アウェー)、10月2日にフランス戦(アウェー)、10月5日にトルコ戦(ホーム)が組まれている。
いずれも北中米ワールドカップに出場した3か国を相手に、マンチーニ監督はどんなメンバーを選んで戦うのか。
構成●THE DIGEST編集部
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