
セルレジを使ったら万引きを疑われ…?(やしろあずきさん提供)
【マンガ本編】コンビニのセルフレジで買い物したら、万引き扱い!? 叫ばれてとっさに出た言葉とは
悪くないのにパニックに!
コンビニで買い物をしていた、やしろあずきさん(@yashi09)。このコンビニにはセルフレジがありましたが、有人レジから離れた場所に設置されていました。やしろあずきさんはセルフレジで会計を済ませ、買った物が少ないためレジ袋は買わずに手で持ってコンビニを出ようとしました。すると店内にいた女性客に「万引きだ!」と大声をあげられ……。
やしろあずきさんによるエッセイマンガ『セルフレジ使ったら万引きと勘違いされた話』がX(旧:Twitter)で公開されました。読者からは「袋に入れないだけで罪人扱い」「名誉毀損で訴えられるレベル」「出禁にしなよ」「お店の人もちゃんと説明してあげて」「はたから見ると分からないですからね」「怖くてセルフレジ使えないよ」「これが嫌だから、例えパン1個でも絶対にレジ袋はつけるようにしてます」などの声があがり、投稿には2500件を超える「いいね」が集まっています。
やしろあずきさんは漫画家として活動しており、書籍『やしろあずきマンガ日記集』全86巻がKindleにて公開中、また、書籍『すごいADHD特性の使い方 人生が本当にラクになるコツ』(KADOKAWA)が発売中です。ブログ「やしろあずきの日常」も毎日更新中です。
作者のやしろあずきさんに、お話を聞きました。
ーー普段からコンビニではセルフレジを使うことが多いですか? また、今回のマンガのように、袋なしで商品を手に持って帰ることが多いのでしょうか?
コンビニではセルフレジを使うことが多いです。人とのコミュニケーションが嫌というわけではないんですが、セルフレジのほうが気楽ですし、何より「温めますか?」「袋はどうしますか?」などの質問に対して、なぜか毎回ちょっと緊張してしまうので(笑)。
少量の買い物なら袋を買わず、そのまま商品を手に持って帰ることも多いです。ただ、今回の一件以来、商品を堂々と掲げて歩くのは若干怖くなりました。会計済みの商品なのに、自分でも「こいつ、ちょっと万引き犯っぽい持ち方しているな」と思う瞬間があります(笑)。
ーー「万引き」と叫ばれるとパニックになりますね。このときのお気持ちを改めて教えて下さい。
突然「万引きだ!」と叫ばれた瞬間は、本当に頭が真っ白になりました。もちろん自分は会計を済ませているので、堂々と説明すればいいだけなんですが、人間は本当に焦ると語彙力を失うんだなと思いました。僕の場合は「違います!」でも「払いました!」でもなく、とっさに出てきたのが「セルフ! セルフ!」でした。
セルフレジの存在を単語2つで周囲に必死に伝えようとする妖怪みたいになっていました。人生で初めて、何も悪いことをしていないのに逃げたくなる気持ちを味わいました。

Xフォロワー数50万人超えの著者が語る「リアル」で「共感性抜群」のADHD対策術『すごいADHD特性の使い方_人生が本当にラクになるコツ』著:やしろあずき(KADOKAWA)
ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
「自分も同じように疑われたことがある」「怖いので、セルフレジでは必ずレシートを取っている」という声が多かったのが印象的でした。
マンガにしたときは、かなり特殊な体験だと思っていたのですが、似たような経験をした人が意外と多くて驚きました。「袋が有料になってから、商品をそのまま持って歩く人が増えたので勘違いされやすい」という声もあり、確かになぁと思いました
一方で、「ちゃんと買ったなら堂々としていればいい」という声もあったのですが、それができれば「セルフ! セルフ!」とは叫んでいないんですよね。次に同じことが起きたときは、落ち着いて日本語で説明できる人間になりたいです。目指せ冷静人間!
ーーその後、セルフレジを使うとき特に気を付けるようになったことなどはありますか?
それまではレシートを受け取ってもすぐ捨ててしまうことが多かったのですが、この一件以来、少なくとも店を離れるまでは必ず持っておくようになりました。また、袋を使わず商品を手に持って出る場合は、レシートも一緒に見えるように持つことがあります。「私は無実です」という無言のアピールです(笑)。
セルフレジはとても便利ですが、会計したことを知っているのが基本的に自分だけなので、レシートは購入証明だけでなく、自分の精神を守るお守りでもあると実感しましたね。
