
『グロウアップショウ ~ひまわりのサーカス団~』メインビジュアル (C)グロウアップショウ製作委員会
【画像】え、「お尻が…」「隠れてない」こちらが『グロウアップショウ』サーカス団メンバーです(8枚)
今期見逃せない夏アニメ特集
『超かぐや姫!』が2026年上半期の顔となった一方、豊作年と言われた2025年に比べると、2026年のオリジナルアニメシーンはやや落ち着いた印象もありました。
しかし、この夏クールは注目のオリジナル作品が目白押しとなっています。今回は、そのなかでも特に異彩を放つ期待の3本をピックアップしてみました。
躍動するパフォーマンスが見どころ『グロウアップショウ ~ひまわりのサーカス団~』
高度経済成長期の日本を舞台に、解体寸前の小さなサーカス団の若きパフォーマーたちの成長を描くのが『グロウアップショウ ~ひまわりのサーカス団~』です。本作最大の魅力は、なんといっても「サーカス」という題材選択です。
空中ブランコやアクロバットといった躍動感が生まれること必至のパフォーマンスは、アニメーションという媒体との相性が抜群と言えます。実際、第3話のクライマックスに手に汗握った人は多いでしょう。
今後も、金欠に悩みながらも、世界の祭典「キルクスコレクション」への出場を夢見る少女たちの奮闘から目が離せません。
どこか懐かしく、息をのむ美しさ『さよならララ』

『さよならララ』メインビジュアル第3弾 (C)キネマシトラス/「さよならララ」製作委員会
『メイドインアビス』や『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』で知られるキネマシトラスの15周年記念作品『さよならララ』も、放送後の評判が上々です。
同作は誰もが知る童話『人魚姫』をモチーフにしつつ、泡となって消えたはずの「ララ」が200年後の滋賀県・琵琶湖に人間として蘇り、「本当の愛」を探し求めるという現代ファンタジーが展開されます。
本作で特筆すべきは、どこか懐かしさを感じさせる温かい色使いや絵柄で、琵琶湖周辺を舞台とした叙情的な物語と見事に調和しています。そのノスタルジーへのこだわりは、オープニングの一部カットでセル画が使われているほど。今後も物語と映像の両面で楽しませてくれそうです。
『君の名は。』制作スタジオが贈る短編『しらぬひ』

『しらぬひ』本ポスタービジュアル (C)2026 片野坂 亮/しらぬひ製作委員会
映画に目を向けると、8月21日(金)に公開を控えている『しらぬひ』も注目のオリジナルアニメです。本作の制作を務めるのは、『君の名は。』や『すずめの戸締まり』など、新海誠監督作品で世界的に知られるコミックス・ウェーブ・フィルムです。
同スタジオが誇る光の表現を駆使した映像と圧倒的な背景描写の美しさは、トレイラー映像を見るだけでも大きな期待を抱かせてくれます。また主人公となる10歳の少年役にアーティストのあのさんを起用しており、短編映画ながら夏休みシーズンの話題になる可能性も十分です。
未来のオリジナルアニメにも期待大!
さらに、2026年7月上旬にロサンゼルスで開催された「Anime Expo 2026」では、今後のオリジナルタイトルが続々と発表されました。『ファイナルファンタジー』シリーズで世界的に知られる天野喜孝さんが原作を務める『斬 -ZAN-』を筆頭に、WIT STUDIOが贈る『LONA』、長沼範裕監督による『竜化粧の忍』、錦織敦史監督の最新作『GROTESQQQUE』など、ファン垂涎のラインナップが控えています。
今期の夏アニメを心ゆくまで楽しむと同時に、来期以降もオリジナルアニメが魅せる無限の可能性から、目が離せそうにありません。
