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「ハードコートを楽しみにしていた」大坂なおみがDCオープン8強進出。リードの場面で相手が途中棄権<SMASH>

「ハードコートを楽しみにしていた」大坂なおみがDCオープン8強進出。リードの場面で相手が途中棄権<SMASH>

女子テニスツアーのWTA500シリーズ「ムバダラDCオープン」(7月27日~8月2日/アメリカ・ワシントンDC/ハードコート/WTA500)は、大会3日目の現地29日にシングルス2回戦が行なわれ、元世界ランキング1位の大坂なおみ(現13位)とノーシードで元29位のアシュリン・クルーガー(アメリカ/同67位)が対戦。クルーガーが第2セット途中で右足首の負傷により棄権し、大坂が初のベスト8進出を決めた。

 28歳の大坂は今大会が初のベスト8進出を果たした四大大会「ウインブルドン」(芝コート)以来の公式戦出場。第3シードのため1回戦は免除され、初戦となった2回戦では2023年の「木下グループ ジャパンオープン」(ハード/WTA250)でツアー初優勝を達成した22歳のクルーガーと対戦した。

 両者は24年の「シンシナティ・オープン」(ハード/WTA1000)の予選決勝で1度だけ対戦しており、この時は大坂が3-6、6-2、3-6で敗戦。ツアーレベルでは今回が初の顔合わせとなった。

 注目の立ち上がり、大坂は安定したストロークで主導権を握り、第2ゲームでブレークに成功。途中クルーガーが右足首の治療のためメディカルタイムアウトを取得する場面もあったが、大坂は動じることなく攻勢を維持し、第9ゲームもブレークして第1セットを6-3で先取した。

 第2セットに入っても大坂の勢いは衰えず、またも第2ゲームでブレークを獲得。そして大坂が3-1とリードした場面で、右足首の状態が悪化したクルーガーがリタイアを申請し、開始から53分で試合終了となった。
  思わぬ形で勝利を手にした大坂はオンコートインタビューでクルーガーをこう気遣った。

「本当に気の毒です。彼女のことは知っていますし、以前にも対戦したことがありますが、まだ若いのに、とても才能のある選手です。彼女は地元選手なので、この大会でプレーすることを本当に楽しみにしていたはずです。1日も早い回復を願っています」

 一方、試合後の記者会見では芝コートからハードコートへの移行について言及。「またハードコートでプレーできることを楽しみにしていました」と前置きしつつ、新たな発見があったことを明かした。

「最初にハードコートで練習した時は、『もしかしたら自分は芝の方が好きかもしれない』と思ったほどでした。サーフェスの変化に慣れるまでに少し時間がかかり、練習を終えた時に、なぜ自分のプレーが芝に向いていると言われるのか理解できました。芝では全てのプレーがよりスピーディーに感じられ、自分のプレースタイルが生かされやすいのだと気付きました」

 これで大坂は準優勝した「バート・ホンブルク・オープン」(芝/WTA500)から3大会連続の8強入り。現地7月31日に予定されている準々決勝では、世界71位のエリザベッタ・コッチャレット(イタリア)と顔を合わせる。両者は24年の「マイアミ・オープン」(ハード/WTA1000)1回戦で1度だけ対戦しており、その時は大坂が6-3、6-4で勝利している。

文●中村光佑

【動画】大坂なおみが2回戦勝利/DCオープン第3日ハイライト(大坂の試合は6分5秒頃から)

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配信元: THE DIGEST

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