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大型補強で大注目のシクサーズだが、元選手たちは“低位置予想”「だいたい5、6番手あたり」「ヒートの方が上」<DUNKSHOOT>

大型補強で大注目のシクサーズだが、元選手たちは“低位置予想”「だいたい5、6番手あたり」「ヒートの方が上」<DUNKSHOOT>

現地時間7月28日(日本時間29日)、NBAはイースタン・カンファレンスのパワーランキングを更新。15チームのうち、来季は少なくとも11チームがプレーオフ進出を目指している構図とした。

 2026-27シーズンに向けたイーストのトップは、昨季王者のニューヨーク・ニックス。続いて2位にランクインしたのは、今夏に大型補強を断行したフィラデルフィア・セブンティシクサーズとなった。

 昨季は45勝37敗(勝率54.9%)でイースト7位タイだったシクサーズは、プレーイン・トーナメントで同勝率のオーランド・マジックを下して第7シードを獲得。プレーオフではボストン・セルティックスとのファーストラウンドを1勝3敗からの3連勝で勝ち上がったが、ニックスとのカンファレンス・セミファイナルでは4連敗のスウィープで敗れ去った。

 すると今夏にフロントは、トレードでジェイレン・ブラウン、FA(フリーエージェント)戦線でレブロン・ジェームズの獲得に成功。ディーン・ウェイド、アンファニー・サイモンズなども獲得し、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープとも契約合意と報じられている。
  一方で、ブラウンとのトレードでポール・ジョージをセルティックスへ差し出したほか、ケリー・ウーブレイJr.がインディアナ・ペイサーズ、クエンティン・グライムズがロサンゼルス・レイカーズ、アンドレ・ドラモンドがニックスへそれぞれ退団。

 主力が入れ替わったとはいえ、ジョエル・エンビードにタイリース・マキシー、VJ・エッジコムを擁するロスターへ、オールスター選手のブラウンとレブロンが加入したのだから、イースト上位どころか、覇権争いへ参戦可能なロスターが完成したと言っていい。

 しかし、“J-Will”ことジェイソン・ウィリアムズ(元サクラメント・キングスほか)の考えは違うようだ。

 28日に公開されたポッドキャスト番組『Hoopin' N Hollerin'』で、12年のNBAキャリアを誇り、マイアミ・ヒートで優勝経験もあるポイントガードはこう語っていた。

「ニックスはもっと良くなるだろうし、マイアミも順位を上げるさ。マジックもシクサーズより上位でシーズンを終えるはずだ。ブルズやペイサーズはそうはいかないだろうけどね。彼ら(シクサーズ)はだいたい5、6番手あたりの位置にいる」 カンファレンス6位となると、プレーオフへストレートインできるか否かのボーダーライン。ウィリアムズは、2年目ガードのエッジコムについて持論を展開した。

「VJをベンチに置くのと、彼をトレードしてリバウンドやディフェンス力を補強するのと、どっちが良いかな。VJとレブロンを組み合わせるよりも、サイモンズとレブロンがコートに立つ方がチームにとってはプラスになるかもしれない。個人的には、彼をトレードしてディフェンスとリバウンドを強化する方が良くなると思うね」

 ウィリアムズの発言を受け、翌29日にジェフ・ティーグ(元アトランタ・ホークスほか)もポッドキャスト番組『Club 520 Podcast』内で「俺はフィリー(シクサーズ)よりマイアミ・ヒートの方が上だと見ている」と切り出し、こう続けた。

「あのチームは徹底的に守ることができる。全員ディフェンスができるから、ガチガチに守るよ。それに、ボールスクリーンに対してトラップを仕掛けたり、みんなが今まで見たこともないようなクレイジーなことを仕掛けたりする。(ヒートは)即戦力を組み込みやすいチームなのさ」
  現時点で、来季のヒートはプレーメーカーやシューター不足が懸念材料。それでも、バム・アデバヨとヤニス・アデトクンボがいるフロントコートは強力で、その周囲をアンドリュー・ウィギンズとデイビオン・ミッチェルが支えるだけに、守備への期待は大きい。

 シューターと呼べるのは新加入のティム・ハーダウェイJr.くらいだが、開幕までにFA市場やトレードで即戦力を獲得できれば、さらなるチーム力向上が見込める。特にディフェンスへフォーカスしているからこそ、大崩れしないとティーグは見ているのだろう。

 もちろん、これらはあくまで開幕前の予想に過ぎない。蓋を開けてみれば、シクサーズもヒートも、攻守で噛み合う可能性もあれば、期待外れに終わることもあり得る。いずれにせよ、来季のイーストが大注目なのは間違いない。

文●秋山裕之(フリーライター)

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配信元: THE DIGEST

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