落語家・立川晴の輔は「笑点」(日本テレビ系)での自身の役割を、どうも「勘違い」しているようだ。
それは7月30日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演した際のこと。黒柳徹子とこんな会話を繰り広げたのである。
黒柳「『笑点』毎週、拝見しています。面白くて。ずっと見てると、いろいろ芝居のできる方が大勢出ていらっしゃるので面白い」
晴の輔「そうですね。本当にいろいろ。ワーッと盛り上がったり、やる気のないおじいちゃんがいたりして僕が整えたり、みたいな」
黒柳「あなたね、大変。皆さんの個性も面白いしね」
さらに、師匠・立川志の輔について話が及ぶと晴の輔は、
「立川流は毒舌の一門なんですけど、僕はとてもマイルドに仕上がっておりまして」
自己評価とともに、自身のキャラクターを分析してみせたのだった。
晴の輔による「僕が整えている」という自己分析には、首をかしげ。本人は「面たくなる白いことを言えない」とは思っていないようなのだ。
晴の輔は2024年4月、林家木久扇の後任として「笑点」に加入。落語立川流から初めてのレギュラーメンバーという、歴史的な人選だった。東京農業大学時代に落語研究会に所属し、1997年に立川志の輔へ入門。真打昇進後は古典落語を得意とし、2025年には「笑点」で初の座布団10枚を獲得するなど、着実に存在感を高めている。
ネット検索では「つまらない」という関連ワードが出る
一方で「笑点」加入当初から「優等生すぎる」「パンチが足りない」との評価があり、現在でもネット検索には「立川晴の輔 つまらない」という関連ワードが表示される。
だが2021年末まで約5年半にわたりレギュラーだった林家三平ほどは、厳しい声が見られない。
三平は2016年に加入したものの、大喜利で結果を残せず、「『笑点』を辞めてください」という匿名の手紙まで届いていたことを、のちに明かしている。5月の「笑点60周年特別展」では、年表にその名前が見当たらないことが話題になったりも。
そんな「汚点」となってしまった三平に比べればまだマシだが、「整える役」という自己認識が必要なのだろう。加入3年目を迎えた晴の輔は、視聴者から厳しい目で見られている。
(中嶋梓)

