7月30日、品川ステラボールにて大型アイドルフェス「超SUMMER FEST 2026」が開催されている。
胸を踊らせる、激しく躍動した『OVERTURE』のSEに乗せて、メンバーがステージへ。イベントのトップを飾って登場したのが、秋元康氏が総合プロデュースを務めるWHITE SCORPIONだ。
「Satisfaction」と歌う声が場内に響きだした。WHITE SCORPIONのライブの幕開けを飾ったのが『Satisfaction graffiti』だ。気持ちの奥底から沸き立つ思いを、彼女たちは凛とした歌声にして伝えてきた。力強く躍動するダンスビートの上で、メンバーは気持ちを奮い立てるように歌い、パフォーマンスしていく。大きなステージを目一杯に使って歌い踊る姿が、早くも強烈な存在感を放っていた。
【写真】大型アイドルフェス「超SUMMER FEST 2026」に登場したWHITE SCORPIONこの会場にも爽やかな夏の風を呼び込み、一緒にドライブ気分を楽しもうと誘うように、彼女たちは『Beach opening』を歌っていた。WHITE SCORPIONが連れてきた夏の香りを、彼女たちの歌声を通して、胸いっぱいに吸い込んでいたい。この曲に触れている間中ずっと、いろんな景色が頭の中をめぐっていた。爽やかな音楽の風に乗せて彼女たちが連れ出した夏のドライブは、心のスクリーンに、いろんな眩しい夏景色を映し出していった。
曲が進むたびに、WHITE SCORPIONはいろんな表情や景色を目の前に映し出す。歌詞に綴った思いをみずからの心に問いかけるように、凛々しい声で歌った『なんて僕は無力なんだろう』。この曲で彼女たちは、ふたたび凛とした姿で、言葉のひと言ひと言に強い意志や思いを込めて伝えてきた。間奏で見せた一体化したパワフルなダンスも強烈に瞼に焼きついた。言葉を一人ひとりの胸に突き刺すように歌う彼女たちの姿に、誰もがずっと見入っていた。
普段は11人だが、この日は10人編成でのステージ。でも、彼女たちがひとたびパフォーマンスを始めれば、その姿に、一瞬で強く引き寄せられる。
「7秒のレジスタンス 止められないよ 愛しさを」と、彼女たちは『7秒のレジスタンス』を歌いだした。力強く躍動するビートの上で、10人が綺麗に振りを揃え、軽やかに踊っていた。でも、その歌声には、強い意志や思いがみなぎっていた。「7秒のレジスタンス 理性を捨てて暴れ始める」の歌詞の一節ではないが、胸に秘めた情熱を、爆発寸前の感情的な歌声を通して彼女たちは突きつける。その歌声の持つ熱に、気持ちがずっと奮い立っていた。
「Oh Oh Oh Oh」と歌う合唱からスタートしたのが、『タラレバ』だ。彼女たちは高らかに拳を突き上げ、ときに早口で次々と言葉を繰り出して攻めてきた。 「私たち最高じゃん」の歌詞通り、強気に攻めるメンバーの雄々しい姿に触れていると、気持ちが沸き立つ。だから、一緒に胸を熱くしていた。WHITE SCORPION、本当に最高じゃん。曲が進むにつれて激しくエネギッシュになっていく展開も、胸熱だ。そこへ…。
「どこかでコヨーテが鳴いている」の声が響き渡った。『コヨーテが鳴いている』が始まったのを合図に、これまで以上に場内から熱い声が飛び交いだした。彼女たちは凛々しさと情熱的な歌声を巧みにクロスオーバーしながら、沸き立つ思いを、ダイナミックなパフォーマンスにして届けていた。
最後にWHITE SCORPIONは、この会場の空気を一気に熱くし、観客たちの気持ちを鼓舞するように「もういちど輝いて 大空で」と、『ポラリス(北極星)』を歌いだした。感情を高ぶらせる躍動した楽曲に乗せ、一人ひとりが胸に希望を抱いて歌う、その姿に気持ちを揺さぶられ、声を上げずにいれなかった。みずからを輝かせるように歌う姿は、まさに眩い輝きを放つポラリスのよう。その輝く姿や歌声を受け止めたくて、高く腕を突き上げていた。終盤に生まれた、メンバーと観客たちが一緒に大きく手を触り合う景色も、気持ちを嬉しく踊らせた。
あっという間だった。夢中になって見ていたら、その眩しい姿に、ずっと心が照らされていた。
超SUMMER FEST 2026
WHITE SCORPION
セットリスト:
『OVERTURE』
『Satisfaction graffiti』
『Beach opening』
『なんて僕は無力なんだろう』
MC
『7秒のレジスタンス』
『タラレバ』
『コヨーテが鳴いている』
『ポラリス(北極星)』
MC

