
人気ライトノベル「追放された商人は金の力で世界を救う」(PASH!文庫)がテレビアニメ化されることが決定した。あわせて7月31日(金)、ウェブコミックサイト「コミックPASH!neo」でコミカライズの連載がスタート。アニメ版の主要キャラクターデザインも公開された。
■コミカライズ連載も開始 異色ファンタジーの物語とは
「追放された商人は金の力で世界を救う」は、「誰が勇者を殺したか」で知られる駄犬氏が手がけるライトノベル。キャラクター原案は叶世べんち氏が担当し、7月31日(金)からウェブコミックサイト「コミックPASH!neo」で東山千氏によるコミカライズの連載もスタートしたほか、アニメ版の主要キャラクターデザインも公開された。
物語は、Sランク冒険者パーティー「ブルーリング」を追放された“商人”のトラオが主人公。魔王討伐へ向かった元仲間たちの全滅を予見したトラオが、女性冒険者パーティー「ガーネット」とともに魔王討伐を目指し、金の力を武器に戦う姿を描く。
■原作者・駄犬氏「どのように描いて頂けるのか楽しみ」
TVアニメ化決定を受け、原作者の駄犬氏は「どのように描いて頂けるのか楽しみ」と喜びを語り、作品を応援してきたファンへの感謝やアニメ化への期待を寄せた。コメント全文は以下の通り。
コミカライズの連載と同時にアニメ化の発表というのは、かなり珍しい事例かもしれません。実のところ、コミカライズ自体は小説発売時から決まっていたのですが、漫画家さんを探すのに難航しているうちにアニメのほうが先に動き出すという、ちょっと特殊な形になりました。しかし、コミカライズも東山さんに作画が決まり、この物語は2度目のスタートを切ることになりました。東山さんは独特の、味のある漫画を描かれる方なので、どのようにトラオたちの旅路を描いて頂けるのか楽しみです。
それにしても、まさかこの物語がアニメ化するとは思っておらず、最初担当さんから「アニメ化の打診がきてます」と連絡があったときは、「ああ、これが例の立ち消えになるという映像化の話か」と、まったく本気にしていませんでした。話がトントン拍子に進み、本当にアニメになることが決定して、自分が一番驚いたと思います。
とはいえ、この小説は1冊完結で綺麗に終わっており、1クールアニメにするには、なかなか良い物語ではないかと密かに自負しています。自分も色々な小説を書いていますが、この小説のラストが一番好きなんですよ。ベタなんですけどね。なので、お願いですから、漫画もアニメも最後までお付き合い頂けると幸いです。主人公がちょっとアレですが、最後まで見て頂ければ色々納得できる......はずです。
ちなみにWEB掲載時のタイトルは『「足手まといなんだ!」と言われてパーティーを追放された商人は、金の力で世界を救う。「ずっと仲間だと思っていた」と言われても、今更遅い。』でした。記憶の片隅にでも入れておいて完走して頂ければ、また違った感慨が生まれるかもしれません。

※「誰が勇者を殺したか」シリーズTVCMをWEBザテレビジョンで掲載中。

