画像は『【消防防災】RESCUE HOUSE レスキューハウス』youtubeより引用元消防士の“タイチョー”こと兼平豪氏が28日、公式YouTubeチャンネル『【消防防災】RESCUE HOUSE レスキューハウス』を更新。
地震発生時に「机の下に隠れる」行動に警鐘を鳴らし、「助かる確率を上げる方法」について言及した。
【今回の動画】地震発生時に「助かる確率」を上げるには
動画は、28日夕に熊本県で発生した地震を受けて公開。「地震発生時にとるべき行動」について解説した。
小学校での避難訓練の際に、「机の下に隠れる」と教わった人も多いはずだが、兼平氏は「机の下には絶対に逃げるな」と話す。
その際、地震発生時の行動に関わるポイントとして、建物が「いつ建てられたか」を確認するよう勧める。
建物は「建築基準法」に基づいて建てられているが、建築基準法に定められた耐震基準は、1981年以前の「旧耐震基準」、1982年から2000年までの間の「新耐震基準」、2000年以降に基準が見直された「2000年基準」の3つに分けられる。
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■ポイントは建てられた「年」兼平氏によると、2016年の熊本地震の際、旧耐震基準の建物は約46%が崩壊、新耐震基準の建物は約18%、2000年基準の建物では約8%が崩壊したという。
そのため、とくに耐震基準が見直される前の1981年以前の建物では、屋内にとどまることは危険となる。兼平氏は「小さな揺れを感じたら、すぐに自宅の外に逃げる」ことを推奨する。
「『やばい』と思って、その場の机の下(に隠れる)っていうのは、絶対やってはいけないNG行動やねん」と指摘。
2000年までの新耐震基準の建物でも「基本的に小さな揺れで外に出る、っていうことが第一優先」とも。
一方で、2000年以降の建物の場合には「もっと取るべき行動があって、安全区域に逃げる」と語り、「小さな揺れのときの行動で、皆さんの命とか、皆さんの大切な人の命って左右される」と呼びかけた。
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■「三角形の空間」を探すただ当然ながら、旧耐震基準の家であっても、建て替えや引っ越しは簡単にはできない。そこで、「どうやって命を守るのか」と切り出す。
その方法とは、「“デルタゾーンを探せ”っていう言葉があって。デルタっていうのは三角形。三角形の空間を探しなさい」と明かす。実際、災害の際に救助された人が「デルタゾーン」にいて助かったという実例も多いという。
家の中の「デルタゾーン」とは、具体的には室内の「角」になっている部分。そこで姿勢を低くして頭を守るような体勢を取ることが重要とのこと。
この三角形部分には柱が通っていることが多く、「柱っていうのは、基本的には一番頑丈な木が入れられてたりする。柱に近いデルタゾーンを探さなあかん」と説明。「どの家でもあるねん」とし、「本当に身動きが取れない、すぐに逃げられない、大きな地震が来るとなったら、すぐに近くのデルタゾーン、三角形の空間を探して頭を守る。そのすき間の空間で生き延びることができるから。めちゃくちゃ大事やで」と強調していた。
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■家の中の「一番安全な場所」は東京都防災ホームページによると、地震発生時には「物が落ちてこない」「倒れてこない」「移動してこない」空間に身を寄せ、揺れが収まるまで様子を見ることを勧めている。
また、防災士・いくみ氏によると、家の中で一番安全と言われているのは「玄関」とのこと。その理由として、大きな家具が倒れてこないことや、窓が少なくガラスでケガをしにくいこと、倒壊しそうなときにはすぐに外へ飛び出せること、外の様子が分かること、近所で火災が起きてもすぐに逃げ出せること、などが挙げられるという。
これを機に自宅内の確認し、家の中で安全な場所がどこであるかを確認しておきたい。
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■執筆者プロフィールしばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月90本程度を執筆中。
【今回の動画】地震発生時に「助かる確率」を上げるには (文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)