「GENIC8人目のメンバー」としても親しまれている東北楽天ゴールデンイーグルスの辰己涼介。
7月28日、29日に開催された「マイナビオールスターゲーム」では、GENICの楽曲「Flavor」をオールスターゲーム限定バージョンにアレンジした楽曲で登場したほか、楽天カードマンをモチーフにした姿でプレーし、大きな話題を呼んだ。
限定登場曲のアレンジは、GENICの西澤呈が担当。辰己と親交の深い小池竜暉も東京ドームを訪れ、特別なコラボレーションを見届けた。
【写真】オールスター限定のコラボレーションを実現した辰己涼介とGENICGENICは、avexのDNAを継承する男女7人組ダンス&ボーカルグループ。新グループ育成プロジェクト「a-genic PROJECT」を経て、2020年5月27日にCDデビューした。
メンバーは、増子敦貴、西澤呈、雨宮翔、西本茉生、金谷鞠杏、小池竜暉、宇井優良梨の7人。2024年春にリリースした3rdアルバム「N_G」では、オリコンデイリーアルバムランキング1位を獲得した。
メジャーデビュー5周年を迎えた2025年11月5日には、初の日本武道館公演「GENIC 5th Anniversary Live at 日本武道館」を開催。2026年4月からは、自身最大規模となる全国ホールツアー「GENIC LIVE TOUR 2026 -TIMES-」を開催している。
——日本プロ野球の祭典、マイナビオールスターゲームという特別な舞台でのコラボレーションが実現したお気持ちはいかがですか。
辰己:この舞台でGENICのメンバーの1人として、GENICの曲を自分の登場曲として流せることを心から嬉しく思っています。
小池:何より辰己選手が今年のオールスターゲームに出場されることが嬉しいです。辰己選手の打席で「Flavor」を聴けるのは2年ぶりなので、今回プロ野球のお祭りの舞台で、しかも東京ドームという特別な場所で「Flavor」の特別バージョンを聴けるのが本当に幸せです。
西澤:オールスターゲームという特別な試合を観戦できるということで、今日は球場の雰囲気を噛み締めつつ、辰己選手のプレーを見るのも本当に楽しみです。
——今回のオールスターゲーム限定で流される登場曲は、辰己選手からのリクエストで作られたそうですね。
辰己:僕の中で特別な時には「Flavor」を使うようにしています。GENICの曲を登場曲として一番最初に使い始めたのが「Flavor」であり、GENICを知るきっかけになった曲でもあります。その曲を呈君がいい感じに作ってくれたので楽しみです。
——実際に完成された曲を聞いてみてどうでしたか。
辰己:打席に向かう前の20、30秒しかない時間を考えてアレンジをお願いしたのですが、うまく繋ぎ合わせて気の利いた効果音も入れてくれて、さすがだなと思いました。
——西澤さんは編曲をする上で、どのようなイメージや思いを持って制作されましたか。
西澤:お話をいただいた時に、8人目のGENICのメンバーのお願いは絶対に断れないし、最高のものにしたいと思いました。辰己選手がこれをやる意味をこの音に持たせたいなと思い、歓声や打球音だったり、音だけでまず野球を想像できるようにしたいなとか、いろいろと考えたんですけど、僕は東京ドームに立ったことがないので、どう聞こえるか分からなかったのですが、立ったことがある辰己選手が「最高」と言ってくださったので、僕も今日は自信を持って聞こうかなと思います。
——小池さんは野球を普段からご覧になられると思うのですが、今回の登場曲がドームに流れた時に、どのような歓声が沸くと思いますか。
小池:まずは「楽天カードマン」というフレーズのところで、どよめくと思います。イーグルスファンの皆さんは、以前「Flavor」が流れて辰己選手が打席に入られるのを見られていたと思うので、懐かしい気持ちにもなるんじゃないかなと思いますし、辰己選手が打席に立つだけで期待感がすごいので、すごく楽しみです。
——今回は試合中に楽天カードマンをイメージしたサングラスをかけるなど、いろいろな仕掛けが話題になるかと思いますが、このアイデアはどのように生まれたのでしょうか。
辰己:オールスターゲームというプロ野球のお祭りの舞台で、選手として球場に来てくれるファンの方々がどうしたら楽しめるか、楽天グループをどう盛り上げるか、そしてGENICの8人目のメンバーとして、どういうエンターテインメントをすることでお客さんを楽しませられるかを考えて、あの発想が思い浮かびました。
——実際に完成された品々を見て、お2人の感想はどうですか。
小池:あのサングラスをかけて打てるんだろうかと。入場時に着けるのかと思ったら、まさか試合中もあのサングラスをかけて打席に立つとは思っていなくて、本当に期待の上を行ってくれるなと感心しました。
西澤:僕らもお客さんを楽しませることを職業にしているので、エンターテインメント精神というところは「負けない」と言いたいところですが、今回の演出には勝てないなと思いました。今後、僕らのステージを辰己選手に見に来ていただく時には、辰己選手に「俺も思いつかなかったわ」と言わせられる演出をできるように頑張りたいなと思っています。
——小池さんと辰己選手は、「あきらめられないのさ」のミュージックビデオでの共演など交流が続いていますが、お互いの活動をどのようにご覧になっていますか。
小池:辰己さんのプレーを毎試合拝見しているのですが、とんでもなく調子が良くて、打っていない試合がないぐらい本当にすごく打っていて、守備の面でも、先日の日本ハム戦のスーパープレーもですけど、「残念そこは辰己」というプレーを見せてくれて、魅了してくれるので、残りのシーズンもけがなく頑張ってほしいです。
西澤:いつお会いしても、プレー中も冷静なところが僕は印象的です。僕たちも大きな会場でのライブの時など緊張したりするのですが、いつどんな時も冷静な姿を見ると、辰己選手のような心構えで僕もステージにいたいですし、冷静さだけじゃなくて、遊び心もあるところが本当に素晴らしいと思うので、アーティストとして尊敬しています。
——辰己選手もGENICのメンバーの1人として、活動しているフィールドは違いますが、GENICの活躍をどのように感じていますか。
辰己:今年、イーグルスのホームゲームにGENICのメンバーが来てくれて、国歌独唱を竜暉君がしてくれて、その歌声に感動しましたね。
僕以外のイーグルスの選手も、今までの国歌独唱の中で一番上手いんじゃないかと言っていました。初めて生の歌声を聴いたのが球場だったんですけど、いつかライブに僕が出るのか出ないかは分からないんですけど、ステージ上なのか、お客さん側で聴くのか分からないですけど、早くみんなのパフォーマンスを見たいなと思うし、あの歌声を聴いて、これからドームなど多くの方に知られていくんだろうなと思いました。
——楽天イーグルスの武藤敦貴選手も登場曲としてGENICの「IT’S SHOWTIME」を使用されていますが、GENICの楽曲がイーグルスの選手たちに広がったきっかけはあったのでしょうか。
辰己:僕がいろいろな選手におすすめしたら、何人かの選手はGENICのInstagramを見たり、片っ端から全曲聴きましたと言ってくれるぐらい、ハマった選手がたくさんいます。
「GENICっていいよな」とか「辰さんの登場曲いいよな」と言ってくれる後輩だったりがたくさんいるので、その反応を見て、僕としてもやっぱりそうやなと。みんなGENICのことを良いと言ってくれて、これはもう間違いなく良いので、だからこそもっと広がってほしいなと思いますし、逆に誇らしく嬉しく思います。
——楽天イーグルスのチーム内でGENICのことが広まっていることについて、お2人はどうですか。
小池:辰己選手が使ってくださってから、GENICの曲がイーグルス内で広まっていることは嬉しく思います。先日、東京ドームにイーグルスの試合を見に来た時も、武藤選手に打席が回ってきた際にGENICの曲が流れたのを聴けて、僕ら盛り上がりすぎました。
イーグルスでGENICの曲を使ってくれている方が活躍されているのが本当に嬉しくて幸せでした。辰己選手がGENICを本当にメンバーの1人として広めてくれているのが、本当に幸せの限りだなと思います。
西澤:辰己選手のファンの方やGENIminが、辰己選手を見に行った時に撮影したGENICの楽曲が流れている映像を拝見することがあるので、本当に辰己選手を軸にいろいろな広がり方をしていて、GENICのことをもっと知ってほしいという気持ちで7年間活動しているので、それが徐々に広がっていて、すごく嬉しいです。
——最後に、GENICのメンバーとして、今後一緒にやっていきたいことや意気込みをお願いします。
辰己:ライブや曲もみんなで作り上げていくものなので、一個人としての意見なんですけど、ライブのステージとかでも曲を歌うだけでなくて、ミュージカルチックな演出を入れたりとか、僕が入ることによって笑いが生まれるようなコーナーを入れてみたりとか、その歌を歌うだけじゃないというライブの演出を僕は考えています。
僕がライブに出演するとなった時は、もっとエンターテインメントに寄せつつ、曲になった時にスイッチオンして、曲も良し、素顔も良し、演出良しみたいな今までにないような、来てよかったなとか、GENICを広めたいなと思ってもらえるようなライブをしたいなと思っているので、みんなで話し合って作り上げていけたらなと思っています。
小池:辰己選手に僕らのライブをまだ現地で見ていただけたことがないので、辰己選手に早く見てもらい、そして辰己選手がステージに立っていただけるように、僕らも頑張りたいです。
西澤:今後、辰己選手が世界に行ったら、僕らも世界に行きたいですね。辰己選手がいる場所にGENICがいられるように、世界に映えるアーティストに僕たちもなれるように頑張りたいなと思います。

