
佐藤勝利が主演を務めるアニメーション映画「君と花火と約束と」(公開中)から、佐藤とヒロイン役を務める原菜乃華のアフレコ映像が公開された。
■一枚の花火の絵がつなぐ時を超えたラブストーリー
同作は、真戸香氏による小説「君と花火と約束と」(小学館「ガガガ文庫」)が原作。高校生の夏目誠(佐藤)と、誠が恋する明るくも儚い女子高生・葉山煌(原)の恋模様が描かれる。
高校入学直後のある日、煌に「ずっと会いたかった…!」声をかけられた誠。彼女は、幼少の頃から曽祖母に1枚の花火の絵を見せられ、「いつか必ず夏目誠と出会う」と聞かされていたと言うが、誠には全く覚えがない。絵の謎を探っていく2人はやがて、かつて極限状況下で交わされた大切な“約束”にたどり着く。
誠の前に突然現れる少女・ハル役を声優の高橋李依が、誠の母役を同作の舞台と同じ新潟出身の横澤夏子が演じる。
同作では、長岡空襲の犠牲者への慰霊と平和への祈りを込めて打ち上げられる「白菊」の花火が重要なモチーフとして登場。ハルが「白菊」を見上げる印象的なシーンを通して、作品が描く「悲しみを希望へつなぐ」という言葉にならない思いを表現している。
長岡まつり大花火大会や長岡駅、長生橋、平潟神社など、新潟・長岡といった実在の風景も登場する。
■原菜乃華「声を吹き込む仕事が好きだなと改めて感じた」
本作が声優初挑戦となった佐藤は「海外に来たみたいだった」と語るほど、アフレコの難しさに苦労したそう。公開された映像では、誠と煌の会話のシーンをアフレコする佐藤の姿が。煌に後ろから驚かされて体勢を崩す場面に全身で挑み、煌との初々しい会話に息を吹き込む様子が収められている。
また、原は誠との出会いのシーンで、はしゃぐ煌の無邪気なかわいらしさを表現。新海誠監督作品「すずめの戸締り」(2022年)の主人公・鈴芽や、「不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-」(2025年)の主人公・りせなど、過去に劇場アニメで主演を務めた原。アフレコを終え、「アニメーションに声を吹き込む仕事が好きだなと改めて感じました」と語った。

