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柏のリカルド監督がプレシーズンよりも重要視した“オフの過ごし方”。百年構想リーグの反省を踏まえて選手たちに要求したこと

柏のリカルド監督がプレシーズンよりも重要視した“オフの過ごし方”。百年構想リーグの反省を踏まえて選手たちに要求したこと


 2026-27シーズンのJ1開幕に先立ち、8月1日にフクダ電子アリーナでちばぎんカップが開催。柏レイソルがジェフユナイテッド千葉と戦う。

 J1百年構想リーグで15位に終わった柏は、逆襲とタイトル奪還に向けてリベンジを期す1年となる。

 リカルド・ロドリゲス監督体制で初年度の2025シーズンでは2位と健闘。優勝を目標に掲げて戦った百年構想リーグだったが、開幕3連敗と出鼻を挫かれると、シーズン中盤には6連敗。最後まで巻き返せぬまま、半年間を終えた。

 指揮官はスタートダッシュに失敗し、低迷に陥った要因を冷静に捉えていた。

「昨年、素晴らしいシーズンを過ごした後、今大会(百年構想リーグ)に向けてのオフを我々は適切な形で過ごせていなかったです。冬のオフの過ごし方は、1人1人が反省しなければいけないかもしれません」

 実際に開幕前後で複数の怪我人や体調不良者を出し、第2節の東京ヴェルディ戦では10人以上の選手が離脱を余儀なくされた。この反省を活かし、「プレシーズンよりも、このオフが重要になってきます」と位置づけ、今夏には選手たちへフィジカル強度の維持をリクエスト。「チームトレーニングを高いレベルで取り組める状態でオフから戻ってこよう」と明確な練習メニューの提示をしたという。
 
 その結果は網走キャンプ当日から顕著に表れた。初日から戦術トレーニングに十分な時間を費やせたと指揮官は明かす。

「より良いフィジカルコンディションで初日を迎えてくれました。プレシーズンの中で、フィジカルトレーニングに多くの時間を割く必要がなく、初日から戦術練習によりエネルギーを注ぐことを選手たちは可能にしてくれていました」

 選手たちはオフの間、指揮官のリクエストに対して、真摯に取り組んだという。GK小島亨介は「キャンプの初日を見ても、かなり強度の高い練習をずっと続けられました」と明かす。さらにキャンプ中に大きな怪我人も出なかったことで、「自主トレの取り組みが良かったと思います」と感じたようだ。

「(レイソルは)基準が高いクラブだと思います。監督も常に高みを目ざしているし、そういう要求に対して、所属している選手たちも真面目なので、それに応えようと取り組んでいけている。すごくいい積み上げができています」

 キャンプ中から「(オフの練習を)やっていない選手は置いていかれる」ほどの厳しさと高いクオリティを築けている。百年構想リーグではコンディション面だけではなく、ゴール前や細かな質の部分でも精彩を欠く場面は決して少なくなかった。昨季、柏が痛感したのは、神は細部に宿るということ。万全を期して臨む新シーズン、まずはちばぎんカップでここまでの積み上げをピッチで表現する。

取材・文●藤井圭(サッカーライター)

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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