
『機動戦士ガンダムRG XARX-ZERO』PVで描かれる主役機「XARX-0 ガンダムZERO」 (C)サンライズ
【画像】「えっ」「ジオンでは…」これが『新作ガンダム』でチラッと見えた、伝統的要素たちです(4枚)
かぶっているようでちょっと違う? 「レイ」の意味
ガンダムシリーズの最新映像作品『機動戦士ガンダムRG XARX-ZERO(アレックス ゼロ)』の制作が2026年7月24日に発表され、明かされた設定やストーリーについてファンの考察が活発になっています。
現時点の情報で話題になっているのは、やはり過去のガンダムシリーズで登場した「名前」と重なる単語がいくつかある、という点でしょう。
本作の主人公「アズミ・レイ」と『機動戦士ガンダム』の主人公「アムロ・レイ」。主役機である「XARX-0 ガンダムZERO」は、『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』の「RX-78NT-1 ガンダムNT-1(アレックス)」と『新機動戦記ガンダムW』の「XXXG-00W0 ウイングガンダムゼロ」です。
ガンダムもシリーズとして長く続いているわけですから、名前がかぶるということは、それほど珍しくはありません。過去のシリーズ作でも同名のガンダムが登場したこともありました。しかし、初代主人公の「レイ」という名前がかぶるというのに違和感を覚えた人も少なくないようです。
しかし、この「レイ」という重複部分には明確な違いがあります。アムロの「レイ」は名字にあたりますが、アズミ・レイの「レイ」は名前です。公式でのアルファベット表記は「RAY・AZUMI」でした。あえて過去作に当てはめるならば、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の「レイ・ザ・バレル」と重なると思われます。
ここで考察すると、むしろアズミ・レイとガンダムZEROが「0」で重なる点が気になります。「0」というキーワードが物語のカギになるのではないかと推測できるでしょう。
そして、過去のガンダムシリーズとの類似点は、名前だけではありません。
シリーズの「お約束」要素から見えてくる「展開」
詳細は不明ですが、公開されたPV映像では過去のガンダムシリーズの定番要素が複数見つかっています。赤い軍服と思われる衣装の男、その直後に現れた赤いガンダムらしいMS(モビルスーツ)。掌の上にいるハロ。ザクやジムを思わせるMSたち。
本作の敵勢力は太陽系外から飛来した未知なるシリコン生命体「アポカリプス」であると発表されています。それだけを見ると、今までのガンダムにはなかった「宇宙からの侵略者」との戦いを想像する人も少なくないでしょう。
実際、本作と世界観を同じくするゲーム『GUNDAM ROGUE ORBIT』(2027年発売予定)の映像からは、さまざまな種類のアポカリプスと戦うアクションゲームだと推測されています。しかし、それだけではある意味「ガンダムらしからぬ展開」といえるでしょう。
ガンダムという作品には、「人間の思惑」がからんでくるものです。前述したように、ザクとジムらしいMSがデザインされたということなら、少なくともふたつ以上の「人類陣営」があると考えられるでしょう。
仮にアポカリプスから地球を奪還するという地球人類共通の目的があったとしても、その後の覇権をめぐっての人類同士の抗争が考えられるかもしれません。地球対宇宙の「異なる生命体の戦い」よりも、それをめぐっての「人類同士の愚かな抗争」が描かれる可能性もあるでしょう。
そう考えていくと、『機動戦士ガンダムRG XARX-ZERO』は、地球をめぐる人類同士の争いを描く、ガンダムらしい作品になるかもしれません。まだ公式情報が少ない現状では、こうした考察がファンの興味をかき立ててやみません。
