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ヨキッチは愛馬でレース制覇、ドンチッチはレイカーズ同僚を母国へ招待…NBAスターたちの充実オフ事情<DUNKSHOOT>

ヨキッチは愛馬でレース制覇、ドンチッチはレイカーズ同僚を母国へ招待…NBAスターたちの充実オフ事情<DUNKSHOOT>

それぞれが思い思いの場所でオフを過ごしているこの時期、ニコラ・ヨキッチの居場所を探すのは簡単だ。

 彼は故郷のセルビアで、大好きな馬とともに過ごしている。

 ヨキッチが子どもの頃から没頭しているのはハーネスレース(繋駕速歩競走)と呼ばれる、一人乗りの二輪車を馬が引いて競歩で競い合うレース。ヨーロッパではフランスを中心に、各地で根強い人気を誇る。

 生まれ故郷のソンボルには、その名も”ドリームキャッチャー”なる厩舎を構え、レース用の馬を飼育している。彼が2022年に2度目の年間MVPに輝いた際には、当時のヘッドコーチ、マイケル・マローンら、デンバー・ナゲッツの仲間たちがサプライズで彼の厩舎にお祝いに現れ、ヨキッチが思わず涙した出来事もあった。

 そしてこの度、彼の愛馬が、1968年から続く伝統あるレースでトロフィーを掲げた。

 7歳の牝馬デリシュ・ガルは、これまで42万ユーロ以上の賞金を獲得しているセルビア最強馬で、このレースでも圧倒的強さで一番乗りでゴールした。

「我々にとって素晴らしい勝利だ。良いレースだった。近隣諸国からも外国馬が参加することを期待していたから、それがなかったのは少し残念だった。このレースにはそれだけの価値があるからね。ともあれ、トロフィーを取り戻せたことを嬉しく思う」
  そう語るヨキッチの様子はまさに調教師そのもの。馬をこよなく愛する彼にとってこのトロフィーは、バスケで手にしたものと匹敵するくらいの栄誉だ。

 実際ヨキッチは、バスケットボール選手を引退後は、馬の調教師になるのが夢だと公言している。バスケ以外に情熱を注げるものがあるというのは、競技を続ける上でも精神的な良いバランサーとなっているのだろう。

 アメリカに戻る前には、7月に続き、8月末に行なわれるFIBAワールドカップ2027の予選にも出場予定だ。現在グループ3位のセルビアは、地元ベオグラードでアイスランドと、そして敵地でイタリアと対戦する。

 8月の予選ウィンドウでは、ヴィクター・ウェンバンヤマもフランス代表のロスターに名を連ねている。昨夏は、右肩の深部静脈血栓症から回復後のリハビリ中で、ユーロバスケット出場も叶わなかったが、今年はパリ五輪以来となる代表戦に参戦する予定だ。

 なお、7月のウィンドウに出場したNBA組のザカリー・リザシェイ(ダラス・マーベリックス)とビラル・クリバリー(ワシントン・ウィザーズ)は今回参加しないが、ルディ・ゴベア(ミネソタ・ティンバーウルブズ)は引き続き出場予定となっている。

 また昨季、ニューヨーク・ニックスとシカゴ・ブルズに所属したガーション・ヤブセレは、ギリシャの強豪パナシナイコスに入団。その関係で8月の予選出場は回避となる。

 グループLの首位に立つフランスは8月27日にパリでスロベニアと、30日にストックホルムでスウェーデンと対戦する。 そのスロベニア代表では、ルカ・ドンチッチの姿は見られないが、ロサンゼルス・レイカーズのメンバー全員をスロベニアに招待してミニキャンプをする予定であると『ESPN』が報じている。

 そこには新加入のウォーカー・ケスラー、ジェイデン・ハーディー、クエンティン・グライムズ、コリン・セクストン、ケボン・ルーニー、サンドロ・マムケラシュビリ、ザイエア・ウィリアムズ、マティス・サイブルらも含まれ、ワークアウトやゴルフ、スロベニア観光などを楽しむ4日間のミニ合宿になるという。
  レブロン・ジェームズが去り、来季は本格的にドンチッチ中心のチームとなるレイカーズ。新加入の選手も集めてケミストリーを育むためのこうしたイベントを自ら企画するところからも、ドンチッチのリーダーとしての自覚がうかがえる。

 充実したオフは、来たるシーズンへの大きな糧になる。それぞれ異なる形で英気を養ったスターたちが、新シーズンでどんなプレーを見せるのか楽しみだ。

文●小川由紀子

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配信元: THE DIGEST

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