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知ってた? 80年代のヒットアニメが残した、原作とは違う「もうひとつの結末」

知ってた? 80年代のヒットアニメが残した、原作とは違う「もうひとつの結末」


『シティーハンター』最終32巻 作:北条司作(コアミックス)

【画像】えっ、「魅惑ボディ」「攻めた角度」 こちらが「リョウも『もっこり』必至な槇村香のハイレグ水着姿」です(6枚)

「原作と全然違う……」独自の結末が話題を呼んだ80年代アニメ

 2026年の夏アニメでは『攻殻機動隊』の新作アニメの放送や『たこやきマントマン』の再放送と、懐かしの作品に再注目が集まっています。そんないま、80年代の作品に目を向けてみましょう。実は、原作とは大きく異なる結末が描かれたものも少なくありませんでした。

激闘ながらも宿敵は登場せず?

 2024年にNetflixで実写化もされた北条司先生の人気ハードボイルドマンガ『シティーハンター』は、1987年から全4期にわたってアニメ化されました。物語は新宿を舞台に、依頼人のトラブルを解決する凄腕スイーパー(始末屋)「冴羽リョウ」と、相棒の「槇村香」がさまざまな事件に挑むアクションコメディです。

 原作では香の兄「槇村秀幸」の仇として組織「ユニオン・テオーペ」と、宿敵「海原神」が登場しますが、アニメ版では登場しません。仇はアニメオリジナルの組織「赤いペガサス」に置き換えられています。全140話のうち75話がオリジナルという驚異的な比率が、その差異の大きさを物語っています。

 なかでも印象的なのが、第1期最終回です。香が犯罪組織に囚われ、リョウが巨大犯罪組織「ロードスマフィア」の配下である「殺し屋三兄妹」と死闘を繰り広げる完全オリジナルストーリーが描かれました。

 最終的に獠が香を救い出し新宿の街へ帰っていく形で第1期は幕を閉じます。原作とは別物の世界観ながら、独自キャラの魅力や痛快なアクションがファンからは高く評価されています。

原作完結前に描かれたオリジナル最終回


世に女子柔道ブームを巻き起こした大ヒット作、『YAWARA! 完全版』1巻(小学館)

 浦沢直樹先生による大人気柔道マンガ『YAWARA!』は、1989年から1992年にかけてアニメ化されました。原作では、柔がバルセロナ五輪の無差別級決勝で親友「ジョディ・ロックウェル」を破って金メダルを獲得します。そして、長年想いを伝えられずにいた新聞記者の「松田耕作」と空港でついに両想いになるというハッピーエンドを迎えました。

 一方、アニメ版は五輪出場権をかけた全日本選手権決勝で幕を閉じます。柔が宿命のライバル「本阿弥さやか」を下す熱戦の後、松田が柔へ思いを伝えきれないまま、場面はバルセロナ五輪へ向かう柔の姿へと切り替わります。ふたりの関係の行方を明かさず、余韻を残すラストとなりました。

 当時は、「煮え切らない」ともどかしさを感じた声もありましたが、総じて好意的に受け止められ、いまなお語り継がれる締めくくりです。

令和版の結末はまた一味違った?


画像はTVアニメ『ハイスクール!奇面組』メインビジュアル (C)新沢基栄/集英社・奇面組

 新沢基栄先生によるマンガ『ハイスクール!奇面組』は、「一堂零」をはじめとする個性豊かな「奇面組」のメンバーが巻き起こす騒動と、ヒロイン「河川唯」らとの学園生活を描いたギャグ作品です。1985年から1987年にかけて放送され、2026年1月に令和版としてリメイクされたのも記憶に新しいところでしょう。

 初代アニメ版の最終回では、事故で頭を打った一堂零が「生真面目組」への改名を宣言するという驚きの展開に。再び頭に衝撃を受けたことで元の性格に戻った零が「奇面組は永遠に不滅です!」と叫ぶ、いかにも本作らしい幕切れでした。

 一方、原作の最終回では、登場人物たちが社会人になった未来まで描かれますが、その出来事は唯の夢だったとも受け取れるループ構造となっており、多くの読者に強い印象を残しました。

 そして令和版の最終回「あの日の奇面組」では、零の父が撮影した幼少期のビデオを全員で観るほっこりとしたエピソードが描かれます。幼い零が、偶然出会った女の子が唯だったことも明かされ、ふたりの縁の深さを感じさせる余韻ある締めくくりに、視聴者からは好意的な声があがっています。

※冴羽リョウの「リョウ」は、正しくは「けものへん+うかんむりなしの寮」。

配信元: マグミクス

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