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「現金をジップロック」「高倉健からロレックス2本」東野幸治が明かす板東英二さんの衝撃エピソード

「現金をジップロック」「高倉健からロレックス2本」東野幸治が明かす板東英二さんの衝撃エピソード

 お笑いタレント・東野幸治が、22日放送のABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』(金曜25時)に出演。22日に慢性心不全で死去した板東英二さん(享年86)について、耳を疑うようなエピソードの数々を明かした。

満州生まれの野球天才は現役時代から“商魂たくましい”副業

 板東とは20代前半から仕事で交流があり、「気さくに声をかけていただいて」「若造が板東さんいじってもちゃんと受け止めてくれて、笑いにしてくれるっていう、めちゃくちゃ嬉しい先輩で」と振り返った東野。その上で「嘘かホンマかわからん話が、山のようにあるし」と、波乱に満ちた人生を語った。

 東野によると、板東は中国・満州生まれで、終戦時に日本への引き揚げ船で母と離れ離れになる危機に直面。「お母さんが差し伸べた手を小さい手でぐっと握りしめて、なんとか帰ってきたんや」という生還エピソードを、当時は「ほんまかいな」と半信半疑で聞いていたという。その後、貧しい四国・徳島で育ち、小柄ながら野球の才能を開花。1958年夏の甲子園では1大会83奪三振の記録を樹立し、これは松坂大輔(横浜高校)が挑戦しても破られなかった「アンタッチャブル・レコード」として知られる。

 中日ドラゴンズ入団後は先発・救援で活躍し、通算77勝をマーク。現役中から「お金に凄く苦労されてるから、プロ野球引退した後のことを考えなアカンから」と、朝に牛乳配達を行い、試合中はブルペンで肩を温めながら株の売買状況を気にする“マルチタスク”生活を送っていたという。さらに引退後のビジネス感覚も鋭く、子供向け阪神タイガースパジャマのアイデアや、球団応援歌『燃えよドラゴンズ!』の歌唱提案も板東自身が発案したと明かしている。

高倉健からロレックス2本、現金はジップロック保存

 タレント転身後は上岡龍太郎の勧めでバラエティに進出し、『ノンストップゲーム』などで人気者に。ドラマ『金曜日の妻たちへ』では高倉健と共演し、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。共演者には高倉からロレックスを贈られる習慣があり、板東は「右腕と左腕に高倉健さんからもらったロレックスをして、満面の笑みでワンショットで映る」エピソードを得意げに語っていたという。

 一方で、現金主義ながら財布を持たず、「現金をジップロックに入れる」という独特な習慣も。その理由を「腐るから」「ジップロックやったら新鮮やろう」と説明し、50万~100万円相当の現金をセカンドバッグに入れていたという。また、自宅の庭に咲いていた花を背景に娘と撮影した写真が中日ドラゴンズのスポーツ新聞1面を飾った翌日、警察が「ケシの花なんで薬物の原材料になるんですよ」と訪ねてくるハプニングも。自然に咲いた花だったと後日判明したが、「緊張と緩和の最高の話」と東野は感心していた。

 東野は最後に「板東英二さん、本当に生前、お世話になりました」と追悼の意を表し、「天国に行かれて、仲の良い横山ノックさんとか、上岡龍太郎師匠とそういう話でキャッキャ言いながら楽しくされてんのかな」と、板東らしいユーモアあふれるエピソードが天国でも続いていることを想像していた。

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