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南米チリ、アタカマの望遠鏡と天の川、そして大小マゼラン銀河

南米チリ、アタカマの望遠鏡と天の川、そして大小マゼラン銀河

ESO(ヨーロッパ南天天文台)パラナル天文台で撮影された星空

この画像は、南米チリのアタカマ砂漠にあるESO(ヨーロッパ南天天文台)パラナル天文台で撮影されたものです。地上にはVLT(超大型望遠鏡)の可動式補助望遠鏡(AT)が3台映っています。

夜空には天の川が立ち昇るように映り、画像右には大マゼラン銀河(上)と小マゼラン銀河も見えています。大マゼラン銀河は地球から約16万光年、小マゼラン銀河は約20万光年の距離にあります。どちらも天の川銀河を周回する伴銀河(衛星銀河)です。地平線近くの大気は、大気光でぼんやりと緑色に淡く光っています。大気光は、太陽からの紫外線による化学反応で上層大気の原子が光を発する現象です。

この画像では3台しか映っていませんが、ATは全部で4台あります。それぞれ口径1.8mの主鏡が備えられており、レールに乗って30か所ある観測点のいずれかに配置することができます。VLTも含めて同じ天体を観測することで、望遠鏡どうしの間隔に相当する大きさの仮想的な望遠鏡として機能します。VLT干渉系(VLTI)と呼ばれるそのような仕組みによって、大マゼラン銀河にある赤色超巨星のクローズアップ画像の撮影に成功したことがあります。(参考記事)「16万光年彼方の巨大星! 銀河系外の死にかけた星のクローズアップを初撮影」

画像は、ESOの「今週の1枚(Picture of the Week)」として2026年7月27日に公開されたものです。

(参考)
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Image Credit: ESO/N. Schafer

(参照)ESO

配信元: アストロピクス

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