
【三浦泰年の情熱地泰】いよいよ始まる秋春制のJリーグ!天皇杯では弟カズが輝きを放った
ワールドカップ(W杯)ロスに陥っている人がたくさんいるのではないであろうか?
あの場所に立つため各国、いろんな努力をしている。
W杯は魔薬だ。国内リーグを忘れてしまいそうになる。
目を向けなければいけない。日本サッカー界であればJリーグ。国内リーグが8月7日に開幕する。
それはシーズンを春→秋から秋→春へと移行して、日本のリーグが生まれ変わることを意味する。J1のみならずJ2もJ3も同様だ。
一方、Jリーグの下部には「JFL」が実質J4の位置にあり、Jリーグを目指すリーグとして存在する。このリーグには、アマチュアクラブ、Jリーグの昇格を目指さないクラブもあり、さらに目指すための環境がないクラブもある。
そしてまた、その下部には各地域のリーグが無数にある。いったい、どのくらいあるのであろう?
東海地域であれば、東海サッカーリーグが1部、2部とあり、さらに各県リーグがあり、その下に市リーグがある。各県・市でも1部、2部、3部とカテゴリーが分かれ、静岡、三重、愛知、岐阜の各クラブが東海1部から、まずは全国リーグのJFL入りを目指している。
これが日本列島、47都道府県で、日々リーグの戦いが行なわれ、皆その序列のトップを目指し、さらにそのトップ・オブ・トップで戦うなかで選ばれた選手が、日本代表としてW杯の舞台に立っている。
W杯は見るけど国内リーグ(Jリーグ)は見ないという人も少なくないような気がするが、ここまでサッカーの組織を知っている人もコアなファンでなければ、それほど多くはないのではないか?
その国内リーグでも様々な大会がある。各カテゴリーでリーグ戦を行なうほか、Jリーグではリーグカップ戦。そしてアマチュアも含めたカップ戦の天皇杯がある。
天皇杯ではJ3以下のチームは予選からの参加となり、全国の舞台に行き着くまでにはJ3、JFLとともに多くのアマチュアチームが予選を戦い、そこで優勝したチームがようやく最後のトーナメント(本選)への出場が決まる。
先日、福島県予選でJ3の福島ユナイテッドがいわき古川FCに勝利し、福島県代表として本選の出場を決めた。
もう知っている人も多いかもしれないが、弟のカズが公式戦で久しぶりにゴールを決めて話題にもなった。
W杯が終われば、W杯の振り返りか移籍事情しか話題にならないと思いきや、僕も福島ユナイテッドが天皇杯の予選を戦う試合があるのも知らなかった…(申し訳なく情けない)。
母親からカズが得点とLINEが入り、この時期のトレーニングマッチかと思っていたら天皇杯福島県決勝戦であった。
カズが全盛期から経験してきた試合の数々と比べれば本選前の天皇杯予選かもしれないが…。2022年鈴鹿ポイントゲッターズで得点して以来の公式戦得点だ。
カズの努力が実った。嬉しかったであろう。あの一瞬の動き、あの一瞬のために、彼は4年間も節制し、雑念を捨て、またこの1点によりまた努力ができる。
得点を取れなかったポルトガルリーグからの4年間は長い道のりだったであろうか?
喜びもあっという間。きっとチームと仲間と応援し続けてくれている人に、感謝していることであろう。そしてJリーグでの得点に向けて、また準備をしているであろう。
カズが得点を取ったことが凄いのではない。59歳が得点を取るために練習から私生活まで、この一瞬のために汗を流し、努力に費やした時間と姿勢が凄いのだ。
簡単にはできない。それは上を知れば知るほど、厳しく大変なことなのである。
僕は今日、8月1日、月の始め。またしっかり目標を決めてスタートさせる。
今月も「勉強だ」。起きることは全て「学び」。まずは北九州で天皇杯ギラヴァンツ北九州vs福岡大学の試合を現地、小倉で観戦する。ギラヴァンツ北九州は、僕が監督としてファーストキャリアをスタートさせたチーム。
そして福岡大学は昨年末、サッカー教室を福岡大学とアビスパ福岡とのコラボでエイワ産業様を冠で行なった。
アビスパ福岡は現役時代3年間お世話になり、福岡大学は数多くの選手をアビスパ福岡へ送り込んでいる。どちらを応援して良いのか?分からないが(笑)、良い試合になることを期待して、カズのゴールを生で見れなかった分を楽しめたらと思う。
そういえば、FIFAの新たな施策に対し、UEFAが納得いかず、FIFA主催の国際マッチをボイコットするとのニュースを見たが、選手を無視した主張のぶつけ合いにだけはしないでほしい。
サッカーがいろんな局面で上の事情(大人の事情)で犠牲になる。「プレイヤーズ ファースト」という言葉通り、W杯で見せた、輝きを放つ選手たちへのリスペクト(感謝)をもって判断・行動し、サッカー界を良い方向へ導いてほしい。
サッカーが世界一のスポーツと言われ続けるために…。
国内カップ戦の天皇杯「ギラヴァンツ北九州vs福岡大学」(18時KO/ミクニスタジアム)観戦へ向かいます。
2026年8月1日
三浦泰年
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