現地時間7月24日(日本時間25日、日付は以下同)、フィラデルフィア・セブンティシクサーズへの加入を発表したレブロン・ジェームズ。キャリア24年目にして新たなチャレンジをスタートさせた“キング”は、コート上の戦力としてだけでなく、若手や新加入選手に与える影響にも大きな期待が寄せられている。
レブロンの代理人で『Klutch Sports Group』CEOのリッチ・ポールは、7月31日に配信されたポッドキャスト『Game Over』で、その価値について語った。
特に今夏にボストン・セルティックスから加入したジェイレン・ブラウンにとって、レブロンの存在はコート内外で大きなプラスになるという。
「ジェイレンがメディア対応を心配する必要はない。メディアの関心はレブロンへ向かうはずだからね」
2024年にファイナルMVPに輝くなどブラウンはリーグ屈指のウイングプレーヤーであるが、時にSNS上での発言や振る舞いが議論を呼ぶこともあった。
ポールは続ける。
「レブロンと一緒にプレーする利点は、厄介な雑音やプレッシャーを引き受けてくれることだ。それに、ロッカールームでも、移動のバスや飛行機でも、彼から何でも学ぶことができる。もし私が選手なら、メディア対応や、レブロンがそうした状況をどう乗り切ってきたか、聞けることはすべて聞くと思う」
2003年のデビュー以来、20年以上にわたってNBAの第一線で戦い続けてきた“キング”は、輝かしい成功だけでなく、数々の重圧や批判も乗り越えてきた。ポールは、その知識や経験こそがチームにとって何よりの財産であり、選手たちのプレッシャーも軽減すると考えている。
「彼は2003年から2026年までトップに立ち続けてきた。そこから得られるものは計り知れない。ただ、ジェイレン自身も自分の道を歩まなければならない」
スター選手が集まるチームでは、戦術だけでなく、リーダーシップやメンタリティも勝敗を左右する重要な要素となる。
ジョエル・エンビード、タイリース・マキシー、ブラウン、VJ・エッジコム、案ファニー・サイモンズなど戦力を充実させて臨む来季、シクサーズはレブロンの経験をどれだけチーム全体の成長へつなげられるか。その点も大きな見どころとなりそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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