バレーボールの「ネーションズリーグ2026」は男子の決勝ラウンド(中国・寧波)が現地8月1日に行なわれ、世界ランク4位の日本がパリ五輪銅メダルのアメリカ(同5位)に2-3(19-25、25-23、25-20、19-25、13-15)で競り負けた。フルセットの死闘も決勝にあと一歩届かず、予選ラウンドからの連勝は13で止まった。
準々決勝で中国を下し連勝記録を13に伸ばした日本のスタメンは、アウトサイドヒッターに石川祐希、高橋藍、西田有志。ミドルブロッカーは山内晶大とエバデダン・ラリー、セッターは深津英臣、リベロは小川智大を据えた。
第1セット、日本は高橋のスパイクが平均身長199.50cmを誇るアメリカの高さに苦しみ19-25と落とした。逆に第2セットはキャプテンの石川が躍動。レフトからの強打、センターからのバックアタック、相手の意表をつく緩いショットなど強弱をつけた攻撃でアメリカのブロックを翻弄。尻上がりに調子を上げる石川の活躍で25-23で取り返した。
勢いに乗る日本は第3セット、西田の弾丸サーブがアメリカの4枚レシーブを弾き日本に流れを引き寄せる。石川もここぞの場面でバックアタック、相手の手に当ててブロックアウトを誘うなど高度なテクニックで得点を重ねる。アメリカのサーブミスも目立ち始め先に20点目を挙げた日本は西田の連続得点などでセットポイント。最後は相手のサーブが外れて、このセットを奪った。
勝てばメダルが確定する第4セット。日本はアメリカの高速サーブや上から叩きつける強烈スパイクに対応できず5点のビハインドを追う劣勢。粘り強い守備力で一時2点差まで食らいついたが、アメリカの圧力に押された。
負けられない最終第5セット、一進一退の攻防から日本は2点を追いかける展開。だが今大会フルセット6戦6勝と負けなしの日本は、驚異的な粘り強さで追いつくとサウスポー宮浦の剛腕が相手のタッチネットを誘い同点。だが最後はアメリカの猛打に屈し、寸前のところで力尽きた。
惜しくも敗れた日本は2大会ぶりの銅メダルをかけ、世界ランク6位のスロベニアと対戦する。
日本のネーションズリーグ日程(※日付はすべて日本時間)
▽予選ラウンド
・第1週(中国)
6月10日 ○3-0ウクライナ
〃12日 ○3-2ポーランド
〃13日 ○3-1中国
〃14日 ○3-1スロベニア
・第2週(フランス)
6月24日 ○3-1セルビア
〃27日 ○3-2イラン
〃28日 〇3-2アメリカ
〃29日 〇3-2フランス
・第3週(日本・大阪)
7月15日 〇3-2イタリア
〃16日 ○3-2カナダ
〃17日 〇3-0ベルギー
〃19日 ○3-0アルゼンチン
▽決勝ラウンド
・準々決勝 ○3-1中国(7月29日)
・準決勝 ●2-3アメリカ(8月1日)
・3位決定戦 スロベニア(8月2日)
構成●THE DIGEST編集部

