これは本当にすごかった。正直に言うと、ここまでとは思っていなかった。
前回、髪の毛とホコリがガチガチに絡みついたヘアブラシを「ヘアブラシのお掃除ブラシ」で掃除してみたのだが、残念ながら完全勝利とはならなかった。
しかし、あの記事を公開したあと、多くの読者から「こうすると取れる」「この薬剤を使うといい」といった情報が寄せられた。本当にありがとうございます。
……なのだが、実は私は、薬剤を試す前にどうしても試したい “最後の切り札” を用意していた。もう1本、別の「ヘアブラシのお掃除ブラシ」を買っていたのである。
今回購入したのは、その名も『ヘアブラシのお掃除ブラシ』。Amazonで11%オフの880円。評価は★4.1、レビューは97件。おおむね好評。880円できれいになるなら安いものだろう。
・さっそく勝負開始
なお、今回はルールを決めてみた。制限時間は20分。24時間ゴシゴシやれば、どんなブラシでもきれいになるかもしれない。だからこそ、現実的なラインとして20分に設定した。
ブラシの形状は、細い針金を束ねた小さなホウキのような感じ。先端には少し角度が付いている。
説明書は入っていなかったので、Amazonの商品ページの写真だけを頼りに使ってみることにした。
ジョリ、ジョリ、ジョリ。ブラシに引っ掛けるようにして擦る。
最初は「あまり取れないかな……」と思った。
しかし、そのままゴリゴリ、ジョリジョリと続けていると、ブラシのほうに髪の毛やホコリが絡みついてくる。
「お、これはいいかもしれない」。そう思いながら擦り続けること約10分。
気づけば机の上はホコリだらけだった。かなり取れている証拠である。
そして、その頃になるとコツもわかってきた。
一方向に擦るだけではダメなのだ。右。左。上。下。斜め。逆斜め。何かのゲームのコマンドのようだが……
いろいろな角度から攻めると、面白いほどホコリが取れていく。まるで毛玉の急所を探しているようだった。
そして迎えた19分。終了まで残り1分という余裕あるタイミング。ヘアブラシを見ると……
嘘だろ。
ほぼ完璧だった。
20分以内で、あれほどこびりついていたホコリと毛玉を、ほぼ完全に除去することができたのである。これは予想外だった。880円でこれなら安すぎる!
もちろん、犠牲もあった。
ラスボス級の毛玉との死闘を終えた結果、お掃除ブラシのほうは……
見るも無惨な姿になっていた。ボロボロである。
耐久性が低いという意味ではない。相手が悪すぎた。あの毛玉は本当にラスボスだった。命を削って勝利した、そんな印象である。
それでも私は、このブラシを高く評価したい。880円でここまで仕事をしてくれたのだから十分すぎる。
もし今後また、あのレベルまでヘアブラシが汚れたら、私は迷わず同じものを買うだろう。
情報を寄せてくださった皆さん、本当にありがとうございました。薬剤を試す前に、このブラシだけで何とかなってしまいました。
連載化も視野に入れていたこの企画。まさか第2回でハッピーエンドを迎えるとは、自分でも思っていなかった。
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24
