7月30日に都内で開催された野球のトークイベント「『探球論REAL&LIVE』辻発彦×平石洋介」に元東北楽天ゴールデンイーグルス監督の平石氏が登場。全力プレーの重要性を語った。
同氏は2020年から21年まで福岡ソフトバンクホークスで一軍コーチを担当。17年から4年連続日本一を達成したチームは、選手同士で細かなプレーに関する厳しい指摘があったという。
イベント後、囲み取材に応じた平石氏に、なぜ全力プレーが大切なのか尋ねてみると「相手のミスを作るのも野球です。そこを突かなかったら、相手のミスが、ミスではなくなります。例えば、打ったら走るのは子どもが当たり前のようにやっていたことを、プロは毎日試合があるとはいえ、そこをおろそかにするチームが多いです」と、指摘した。
そのうえで「常勝軍団を築いているホークスは絶対やります。チームの監督や球団はどういう考え方なのかによって、そこを大切にしない人も、チームもあるはずです。『別に走らなくていいよ、毎日あるから』とか。そういう考えもあるかもしれないですけど、僕は(全力プレーは)大事だと思っています」と主張した。
さらに「セーフになるために走るので。勝負は細部に宿るとか、よく言われますけど。でも、これが細かいところっていうふうに思っていないです。当たり前ですから。それをやっているチームが凄いとも思いません。逆に、やらないチームは『何でなんやろう』と、僕は思ってしまう方です。だから僕が、自分が携わるチームでは、そういうことは今までもそうですし、これからも大切にしたいです」と断言した。
アマチュア時代はPL学園高、同志社大、トヨタ自動車と常勝軍団で活躍し、プロ入り後は楽天で野村克也氏や星野仙一氏ら名将のもとでプレーした平石氏。勝利につなげる全力プレーの重要性を説いた。
取材・文●野口一郎(THE DIGEST編集部)
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