
「我々にとって勇気になります」スペイン優勝で確信は深まる。横浜FCはインプレッシブサッカーで勝負。須藤監督は貫く「一本化しているチームは強い」
確信を、深めたはずだ。
横浜FCの須藤大輔監督が目ざす「インプレッシブサッカー」。ボールと主導権を握り、相手を圧倒する攻撃的なスタイル。確固たるフィロソフィーを掲げ、百年構想リーグで勝てない時期にも、指揮官は「ブレない。俺は、申し訳ないけどブレない」と貫いた。
だからこそ、だろう。北中米W杯を制したスペインを見て、「嬉しかった」という。
「自分たちが目ざしているもの、昔からスペインは変わらずですよね。だからやっぱり普遍的なものを作るチームが、代表でもクラブでも強いのかなっていうのは改めて感じました」
自分たちが信じたサッカーで勝負する。
「こういうサッカーをするんだと、一本化しているチームが僕は強いと思います。そういう意味では、スペインは本当にそういうサッカーをしている。ああいうチームが勝つことは、我々にとって勇気になります」
相手がどこであろうと、横浜FCのやり方でねじ伏せる。「守ってカウンターではなくて、自分たちがすべてアクションを起こしていくような、そういうサッカーをして、なおかつ勝つ」と須藤監督は力をこめる。
2026-27シーズンの開幕が迫る。うまくいかない時期もあるかもしれないが、須藤監督は信念を曲げないだろう。その姿勢が揺るぎない強さにつながると信じているから。これが横浜FCのサッカーだと、貫き通す。見る者の心に響くはずの、まっすぐな戦いぶりが楽しみだ。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)
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